俺の娘は、マツダのベリーサに乗っているが「ベリーサちゃん!」といって可愛がっている。確かに正面からみると可愛い顔に見えなくもない。そういえば「みんから」でもフォレスターのことを「フォレ子ちゃん」と言っている人がいた。 車への接し方が違うのだろうか、女性は車の外観から入って来るケースが多いのに比べ、男性は車のパフォーマンスに関心を搔き立たせられる傾向が強いのではないかと思う。 「性」の根本的違いなのか「運転者」と
「同乗者」から来るものか、定かではないけど。
「みんから」にはスバル車オーナーの投稿も多く、特に走りに関する記事が目につく。 俺がごく最近興味を持ちだした「足回り」「剛性アップ」についても、ボルトなど細部の部品に至るコメントから、聞いたことのないような社外補強部品の数々の導入や交換の記録が満載だ。
みんな一体どこから情報を仕入れ、リスクのたかい危険な試みをすることになったんだろう?
サーキットでコンマ何秒を縮めようと、一寸でも「いいぞ」という情報があれば、先ずやってみる!」そういう気持ちで、挑戦してるのではないかな? 乗り心地の改善とか目もくれず、ほとんどの人が「走りの追求」に注力している。「スバリスト」といわれる所以だろう。
次に目立つのは、「ドレスアップ」派だろう。 エアロから、カラフルな部品や配線、ホースにいたるまで、目立つこと! 極めつけはLEDで社内の計器だけでなく、ドアからホイールに至るまで輝いている。この間田舎のスーパーの駐車場で見たスバル車は満艦の緑のライトでその鮮やかさに吃驚したものだ。まさに自称のとおり「自己満足」派!だ。
そのほか一部にやっと「オーデオ」好きが見え「マッキントッシュ!」とか言っている人がいるが、スバル乗りでは少数派だ。
こんなスバル乗りにも今転機が訪れようとしている。会社が、従来の「走り一辺倒」を修正し、「居住性」「乗り心地」「快適性」を設計の柱にしてきたのだ。 一部に「裏切り」「もう乗らない!」という声があるが、それに反して特に海外での新車売り上げが順調のようだ。
俺が思うに、スバルの売りは、「走り」「安全性」「運転する楽しさ」だ。 だからそれを失うことなく、別な味付けを加え新たな顧客層を開拓するのは、スバルのためにもいいことだ。 新しくグループ入りした本家、トヨタはこの分野では世界一の知見を持っているから、そう難しい課題でもない。
俺も車には、一体感、親近感を求めたい。 外観の好みもあれば、自分の思うように反応良く、その通り走ってくれる! 安心感、信頼感がある!耐久性があり永く付き合える。! 家族が乗っても喜んで乗ってくれる、、、、そんな車なら言うことがない!
最初から出来あがっている高価な「スーパーカー」は手が出ないうえに弄る楽しさもないから、庶民でも手に入る車を弄って、「自分好み」の車に仕立てていく、、、、車にそこそこのポテンシャルがないと不可能だが、スバル車の魅力ってそんなところかなと思う。
これからは、「走り」に加え、「快適さ」に関するオプションにも知恵を絞ってほしい。そうすればスバル愛好家はもっと増えるはず。
そして、「車はいつも友達!」って言える仲でいたいよね!