正直、今まで、あまり車の保管など、しっかり考えた事が無い。

(さすがに俺の田舎では、「ドカ雪」対策でガレージがあるが)

ところが7年経年車のフォレスターを手に入れて以来、そんな考えを改めさせられた。


確かに、ガレージがあれば、太陽からの直接の紫外線、赤外線が遮断出来る。

紫外線から、塗装、タイヤ、樹脂部品が、劣化するのを防げるし、炎天下での高温によるエンジンルームの劣化を抑えることも出来るだろう。

また、酸性雨、黄砂、植物花粉、鳥糞等の、車を傷める落下物からも、車を守ることができる。

、、、と、頭では理解していたつもりだが、「やらなければ!」とまでは思わなかった。(反省!)


ところが、今回購入したフォレスターを見て、「ガレージ保管」の威力をまざまざと、見せ付けられることになった。

6年半で走行距離1万5千キロと少ないせいもあるが、タイヤは、「新品同様」で、走るほどに柔らかくなった。「ワレ」なんてどこにもない!   塗装も光沢があり、経年車にはとて も見えない! 


ということで今や「ガレージを!」と、気持ちは傾くのだが、それ用の土地もお金もない!なんとか狭い駐車場スペースをやり繰りして、フォレスター用のカーポートを設けるのがヤットだった。(俺や娘の車は、青空駐車だ!)

それでもガレージ保管には勿論及ばない! 真上からの太陽光や雨風は、お蔭でOKだが、斜めからのやつには、お手上げだ。  なんとか市販のアルミシートを加工して、ボンネットにかけて、抵抗を試みる。


最新の新築の家の設計をみると、「ガレージのある家」とか「ガレージ」を組み込んだうらやましい家がたくさん紹介されている。    中には、トヨタ住宅のように、バッテリー用の充電ソケットまで設けて、来るべき「次世代車」に備えてある!


ハウジングの雑誌を見ながらそんな家に思いを馳せる。


リビングルームから、うっとりとガラス越しに愛車を眺め、スコッチのロックを楽しむ! グラスの氷が、カリッと音を立てる、、、。  フト思いついたことがあって扉を開けて、ガレージに入る。         エンジンルームをのぞきこながら、フォレスターへの次の一手を考える。  「企み」こそ至福のひと時!

リビングに戻って妻との談笑、、。明日のドライブの旅行プランだ。、、、、天気だといいなあ!



アンタ! アンタ! よだれ垂らして居眠りなんかしないでよ! あっちで寝たら!

 

ああ、夢か!、、、、、、、、、、、、。