今や、販売される車の圧倒的多数は、「オートマ」車、、オートマチックトランスミッション(AT)車だ、、、、。
我々の青春時代は、全く逆で、オートマなんて、「かったるいし」、マニュアル車に比べ10万円以上高くなるから、敢えて、乗る者なんかいなかった。 逆に我々はマニュアルを運転すること自体、「粋!」と考えていた。
しかし、いつの間に大変化が起こったのか、なぜ起こったのか?
我々夫婦の場合、アメリカ駐在が転機になった。 交通ルール(右と左通行)が反対で、標識等の英語の理解に手間取る状況では、マニュアル車を操る余裕なんかとてもなかった。そこで二人で、「オートマ!」に一致した。
日本では、女性や老人まで「1億総ドライバー!」といううねりの中で、「安全」、「事故防止」、「運転し易さ」等から、「オートマ化」が進み、男性も結局は「みんなで乗り回すから」ということで、AT車に妥協していったのかなあ、と想像する。
今、「マニュアル車」を併設し、開発を進めているのは、スバルだけだろう(独断と偏見だが、、、)。
そうなるとかえって、昔の「マニュアル」時代の、「半クラッチ」とかカーブでの「ブレーキとアクセルの同時踏み」、とか「0~100」での腕比べとか、思い出す。
俺のイギリスで駐在時、アウデイが新しく出したデイーゼルのATを購入したら、イギリス人が「なぜ、女みたいな車を選ぶのか?」、ATのデイーゼルなんて「ふにゃふにゃな」人間が乗るものじゃないか?という。
どこの世界も同じなんだと思って、くすくす笑ってしまったものだ。
俺も今更、マニュアル車を乗ろうとは思わないが、MT車乗りの「運転報告」を聞くたびに、車との一体感、車を思いのままに走らせていたあの頃が懐かしく思い出される。
思うに、我々男は、とても大切なものを失ったようだ。
あの時代、男は女に、敬われ、彼女らから、とてもかなわないと思われていた。
1、女は、マニュアル車が運転できない!
2、女は、立ち小便ができない。
3、女は、夏にステテコ一丁になれない
今や、マニュアル車は男が放棄し、夏の服装と言ったら「裸同然」なのは女のほうだ。「立ち小便」をやれば、この間のJAL機長のように留置場だ。男が自慢できるものは、もうない!(泣)
俺はこれからの社会が心配だ。男女平等、男女同権、大賛成だ!
でもお互いに切磋琢磨しあって、進歩してきたのではなく、男の一方的退歩によってなっていったのが気に入らない!
それらを象徴するかのように、最近の男の精子数が激減し、子供を作る能力も低下傾向だという。
男性諸君、頑張ってくれよ!君たちの頑張りでまだまだ変わるチャンスはある。(と思う)
アメリカでたくましい、「髭面の女性群」に会うたびに、男が男に「逃げる」社会を理解できた。
でも男がもっと頑張れば、女性も可愛い存在であり続けてくれる!
そう信じようではないか? もう何を言っているのか分からなくなってきた。この辺で今日はバイバイだ!