「みんから」を訪れる度に、ダークダックスの持ち歌、「山男の唄」を思い出す。  、、、、 「娘さん、よく聞けよ、山男に惚れるなよ。 山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ」 「山男よく聞けよ、娘さんにゃ惚れるなよ。娘心はよ、山の天気よ」、、、、というものだ。


「みんから」とは、ご存じの方も多いと思うが、車好きが集まる一大掲示板である。 ブログや装備したパーツの紹介、整備記録、お勧めスポット、愛車紹介など気楽に、いろいろな方向から参加することができる。発展して好きな車別に「オフ会」も各地で活発に開かれているようだ。


俺みたいに、メンバー登録をするわけでなし、ただ遠巻きに、羨ましさいっぱいに、じっと熱い視線で見ている人間もいるだろうが、今日の話は、その輪の中心にいる人たちのことである。


まあ、車が本当に好きである。 愛車のためであれば、どんなことでも「しかねない?」人たちだ。

実際、メンテナンスや修理、ドレスアップや、ブーストアップに、お金も手間も厭わない。 「好きこそものの上手なれ」を地でいって、結果、整備士免許を取れそうな人がたくさんいる。


何より感心するのは、誰もやったことのないリスクのある挑戦を躊躇わないし、一人がトライしたら後から後から人が続くということだ。 「人柱」と自虐的に言っているが、車が、ストールするかどうかのリスクを賭けてである。


スバルの「お客様センター」は自動車メーカーの中では、さばけた方だと思うが、それでも「トータル設計で究極のバランスを取って完成させたものだから、他のスバル車品や社外品流用による部分的補強は、トラブルの元になる。」と一応警鐘を鳴らしている。  


が、「みんから」族は、怯えない! 退かない!、、、、彼らは、誰かに頼まれてやっているわけじゃない。 己の意志と責任でやっているからだ。


スバル各車種の「みんから」族は皆の中で、一番前を走っていて、彼らの豊富な実績例から、我々は、おぼろげながらスバル車と付き合うスタンスが会得出来てくる。ありがたいことである。 おい !、スバル車が益々「身近」に感じてしまうじゃないか!


「みんから」メンバーではないが、そういう生活を送ってきた人間が俺の身近にもいる。

一台のGT-Rに先代オーナーは、450万、自分は150万かけて、ブーストアップに打ち込んだらしい。

最後は、車検も無理、2K/Lも行かず、先のガソリン高騰下、「玉砕」したそうだ。


何ともうらやましい話だ。

こんな世知辛い世の中で、これだけ、身も心も捧げるものがあるなんて、なんて幸せな奴なんだ。


「車か、「みんから」族、どっちが「山男」か、「娘さん」か、知らないが、気にしない!


とにかく、、、、、、、「、みんから」万歳!