お酒は人類の起源と共に発明されたとの説がある。 それぐらい、我々の生活や風習となじみ深いものだ。
子供時代、「酔っ払い」は、日常よく見た風景で、泥酔したものを「大トラ」とか呼んだが、嫌われ者というよりむしろ「微笑ましい」というニュアンスに近かった。 実際俺の親父もまったくの下戸だったが年に数回の飲み会の後は、土産の詰め折を持って玄関で倒れていたものだ。
ある時上司と顧客訪問の途中、ラジオをつけるとニュースが流れてきた。「本日未明、東山動物園のカバの檻に
男が忍び込み、カバに性的いたずらを加えようとしました。驚いたカバに蹴られ、怪我をした男は巡回の職員に捕まり、すぐに東山署に引き渡されました。男は酔っており、「何も覚えていない」といっていますが、動物虐待防止法違反の疑いで緊急逮捕されました」、、、、、馬鹿な !?
、、、平和な世の中だったから、酔っ払いに、社会は比較的寛容だった。が、、車社会が広がっていくにつれ、飲酒運転での事故、とりわけ死亡事故が増えて来た。 この結果いまや飲酒運転で捕まったら「懲戒免職」という会社が多数で、社会からも厳しい目で見られるようになって来た。
この6月には、「酒気帯び」の基準も一層厳しくなり、とにかく運転するなら「一滴も飲まない」ことが大事!
お酒が大好きな俺にとっては、「酔った勢いでのミラクルショット」とか「宴会でのワイガヤ」もなく、ゴルフは今はただ、黙々と、止まっているボールをたたく運動に過ぎない。 とは言え、俺も取り締まり強化には賛成だ。
現に悲惨な事故が減ってきている。 でもそれでも起こすというのだから、これは「どうなってるんだ!」と呆れるやら憤慨するやらだ。
ところで、飲料関係者に一つお願いがある。 うまい「ノンアルコールビール」是非開発してほしい!
ゴルフ場で「風呂上りの一杯!」に飛ぶように売れると思うよ。
だって本当にまずいんだぜ! 今のやつ! (これを機に酒やめろ! 糖尿持ちじゃないの!、、、 との声がどこからか?)