"夫婦別寝"


という言葉をこの間、テレビで初めて耳にしました。


そのまま、"夫婦"が、"別々の寝室"で寝ている。という事です。


「不仲だから」というわけでもなく、


・(どちらかが)夜勤がある。

・室温の体感がちがう。(暑がり寒がり)

・子供と夫婦とで寝るには狭い。

・隣に人がいると眠れない。

・個人の部屋が欲しい。



など、様々な理由で"夫婦別寝"を選択しているご家庭があるようです。


我が家も"夫婦別寝"です。


一昨年までは"同寝"でしたが、喧嘩のたびに何度も話し合い、夫が、「1人の部屋が欲しい」と。

目覚しが鳴っても起きないわたしに嫌気がさしたようです。(スヌーズをスヌーズとも思わない女。。。(( _ _ ))..zzzZZ


それが別寝生活の始まりでした。(夫と一緒に使用していた主寝室をわたしが出る形で。。。)



我が家は4人家族で、2階に4部屋あります。なので1人ひと部屋持つことが可能なのですが、一室だけ4.5畳とせまく、猫のトイレがあるのでその部屋では寝たくないんですよね。


そして長女は1人になりたいひと。


寝る部屋がなくなったわたしは今、次女の部屋に寝ています。(シングルの布団を2枚敷いて。)


夫に部屋を(あっさり)譲ったのには、理由があって、2019年の春に、長女が寮に入る予定だったから。


なので、もうすぐ部屋が空くなーと思ったわたしはあっさり夫に寝室を譲ったのです


が、


急遽、長女が自宅から仕事に通うこととなり、わたしの"長女の部屋をもらおう計画"は白紙になりまして、未だ寝室ジプシーとして次女の部屋で寝ています。(そろそろ出て行って欲しいと言われている。。。)


4.5畳の猫のトイレをどうにかして、わたしはそっちに住もうかなーと思っています。


夫婦が別々の部屋に寝るということは、アレやコレ問題は、ソレやどれのモニョモニョはどう解決してるの?という質問をされる時がありますが、まあそれは、各家庭なんかうまいことやってるんでしょう。


今のところ、我が家では別寝にしたからとて、不仲になっていませんし、


どうしてもわたしがリビングで仕事しがちなので(家事の合間にお客様に連絡したり、ブログ書いたり、家事そのものがわたしの仕事の練習になっているので)家族がうるさかったり一人で集中したいときは、


「オカンは今から仕事に集中したいので各自部屋に行ってください」


と、伝えます。


何にせよ、動機の部分が大切で、


・家族や夫婦が円満になるために一丸となりポジティブな意識で各自部屋を持つのか。


・一緒に寝たくないから、一緒に居たくないから、鬱陶しいから各自部屋を持つのか。


前提に、後者のような意識があるとするなら別寝にしようが同衾しようが不仲は不仲だし問題解決にはならないし。


それに、精神的な境界線を引くのにも、目に見える境界線があった方が、相手の領海侵犯をしにくくなって良いと思っています。


クローゼットや箪笥を、夫婦で(もしくは親子で)共有している家庭にありがちな、


"相手の物が多い"問題や、

"相手がちゃんとしまってくれない"問題、

"靴下がなくなる"問題、

"クローゼットから物が溢れる"問題も


自分のものと、相手のものを置く場所を一緒にしてるから、


ここは自分の場所だという意識が起こりにくいです。


自分の場所だという認識が薄いと、相手がやるだろう、相手の物があるから何もできないなど、相手のせいにしがちになります。


完全にココは俺の場所!俺の好きにするし、俺が、使いやすくする。という風に、個人の意識が生きる場所にすると、自分で自分のことは何とかしようという意識に変化します。すぐにではないけど、徐々に変化するし、それまでは口出さない。それは相手の領海を侵犯することになるから。


洗濯物の片付けも、夫はやらないんじゃなくて、ヤル気が起きないだけでした。

「だって俺の場所にお前の物があるんだもん。」っていうね。

部屋を分けて、夫の部屋に洗濯物を置いといたら自分でしまうようになったし、今では自分でアイロンをかけ、掃除機をかけ、ご飯にお茶漬けをかけ、自分でなんでもやっています。


その代わり、自分も自分の場所を得たら、自分の場所だけは死守します。キレイにしておきます。誰かに領海侵犯されないように。


コレが習慣ってやつです。


境界線を引くために、領海侵犯しない・されないために、生活の習慣づけのために、住み分けや、夫婦別寝も悪くないですよ(*´`*)