酉の市。。。


例年、11月の酉の日に鳥にまつわる神社で行われる商売繁殖の縁起熊手を購入する行事。


らしいです。


酉の市とは聞いたことはあるけど、お祭りとかそーゆーのにほぼ興味がない僕は、「そーゆーのがあるんだー」くらいにしか思ってなかったんですが。


昨年に起業し、起業家さんたちがお参りに行ってるという情報を耳にし。。。


「お。。。オレも、行こかな。。。」


と、ミーハー根性丸出しで、昨年1人で八王子の大鳥神社へ、フラッと寄ったのです。



昨年購入した熊手。








今年もなんとなく行こうと思って、なんとなくFacebookで呟いて、午後の仕事に間に合うように家を出るハズが。。

















事務仕事っ

終わらず!


たまに時間ができると事務仕事するんですがまーーーたまりに溜まっているし、次から次へと業務があるので出かける場合じゃねーでやんす。


酉の市どころじゃないので仕事に行きましたが、その間夫から


「酉の市に行くよ」


というLINEが。。。



「お。。。おう。。。」



どうやら夜に酉の市に行くことになったようです。。。




遊びに行った小5(タピオカ中毒)が帰ってきてからバスで八王子駅に向かい、


仕事から帰ってきた長女(タピオカ中毒)と合流して夜の街へ。。。



小5「たこ焼き食べたい!」

小5「クレープ食べたい!」

小5「フルーツ飴食べたい!」

小5「チーズハットック食べたい!」


熊手を買う前に全財産がコイツの胃袋に消えてしまいそう。。。


早くお参りに行かねば。。。

早く熊手にたどり着かなければ。。。


とりあえずうるさい小5の口に、たこ焼きとクレープとフルーツ飴とチーズナントカをぶち込んで黙らせます。






なかなかの混み具合。参拝の列がすごい。

行列に並びたくない夫に、「なんで並んでるの?!」と怒られたくないので、連絡をとります。



「行列にはならんどけ。熊手は俺が行くまで買うな」




ぬんでこういう時張り切るんだろう。不思議。江戸っ子の血が騒ぐのでしょうか。


参拝の列は100メートルくらいはあったかもしれませんが、参拝なので割とサクサク進み、30分くらいで鳥居が見えました。




この頃には、口に突っ込まれた食べ物がなくなりただ並んでいることに嫌気がさした小5の口からエクトプラズムが出始めてましたね。

2億回くらい言われる、

「まだぁ〜〜〜」

を無視して、あちらこちらで繰り広げられる三本締めに見惚れます。



おっきな熊手を買って、

「○○株式会社様の益々のぉ!ますますのぉ〜!ご発展を願ってっ!!!!ぃよおおお〜お!!!!」

ってかっこいいっ!

私もあんな風になれたらなぁ(〃ω〃)


「おそうじやさん八王子まりこ様の、益々のぉーー!!!!」

っていつかやってもらいたいw

横文字系の長い会社名とかは、三本締めのおっちゃんたち、カミ散らかしてましたねw

「アートアンドサー!、、、、ん?アートアンドサービスティー!、、、んー?」

なんつってw

ちょっとニヤニヤしてました。
隣で小5はまだエクトプラズム出してました。


とにかく活気があって、普段こんなところにこないもんだから、とにかく力強いエネルギーが神社の空間をズドーーーンと広げてる感じがして、そこいらに妖怪がいても気づかない、なんらおかしくないんじゃないかくらいな酉の市。


お酒飲んでなくても酔える空気がとても心地よい。


遅れてやってきた夫とも合流して、久々に外で野副家が集合してお参りしました。


お参りの後はいよいよ本日のメインエベント、


"熊手を買う"


きょ、去年は1,500円だったからね。

今年は2,000円くらい?言っても3,000円くらい?とか思ってたんですけどね。


"三本締めしてもらおう"


という気持ちが夫にもあった様で。。。


でも、そんな三本締めしてもらう熊手って、ン萬円もするんでしょ?!そんな、熊手にそんなっ!縁起物とはいえそんなっ!


でも三本締めいいよね。。。


でもそんなっ!



っていう寸劇を繰り広げる野副夫妻。


周りをキョロキョロ。


キョロキョロしすぎてどうしたらいいかわからず、



フクロウ

かわいい


それしか考えられなくなっていました。


 とにかく活気と威勢だけでやりとりしている場所なので私たちの様なビギナーが値段を聞いたりなんだりするのはちょっと場違いというか恥ずかしいというか。



それでもなんとかかんとか購入したのがコレ。



いろいろお飾りを差してもらって稲穂までつけてくれてアリガトウゴザイマスm(__)m


三本締めには及びませんが、普段私にあんまり興味がなさそうな夫が決めて選んでくれた熊手。


大事に持って帰りました。


帰り道、滅多に喋らない(基本無言な男)夫が珍しく思い出話をし始めました。





自分の母親が商売をしていたから昔はよく花園神社の酉の市によく行っていた。大きな熊手を買って三本締めもしてもらって枡酒まで振る舞ってもらって、あれはどれくらいお金かかったんだろうなー。




人の思い出話を聞くのが好きです。ましてや夫。滅多に口を開かない男。この男が話す思い出話は凝縮されていて歩きながら聞くのがもったいないくらい。



なんだかんだ、この人がいるからこうやって仕事に精を出す事ができるんだよなぁ。

この人、普段何にも言わないけどちゃんと私のこと見ててくれてるんだろうなぁ。



「おかげさまで今年もなんとか頑張ってこられました。来年も頑張ります」



頑張るという言葉が好きじゃない私だけど、夫の前では素直に頑張りますって言える女です。




家内安全

商売繁盛


今年ももう少し、

来年もよろしくお願いします(*´ω`*)