お片づけクリエイター
おそうじやさん八王子まりこですヽ(´▽`)/
ネットスラングで嫌いな言葉。
"ggrks"
"ググレカス"
これを言われるのがつらい。
ネットスラングでのググレカスに傷つくのはもちろん、むかぁーーーーしから
"調べて理解する"という才能が無い。
これは最近になって気づいたことなんだけど(2年前くらいかな。)多分わたしはディスレクシアの傾向が強い。
・ディスレクシアとは
形が似た文字を区別できないという症状はないけど、文字を読みながら同時に言葉の意味を理解することができないという部分は多いに当てはまる。
自分が興味がある事の本でもなかなか難しい。
漫画は、文字からの情報で理解できなくても絵があるから状況判断ができて読める。
学校からもらってくるおたより系は興味もない上に、"平素"的なナゾの言葉から始まるのでもうそこで止まる。
「平素ってなんぞ(・・?)」
無視して読み進めて...
と言われても、そこに平素があると気になって気になって仕方ないの。
"謹啓"
キンケー...
なんじゃそら。
頭の中で進まないんです。
例えば、こう。
文章の初めからではなく斜めに読んでしまう。
もしくは
文章の中腹から読み始めてしまう。
これがディスレクシア(学習障害)と言われる症状に当てはまるかはわからないけど、文字からの情報を自分の中に咀嚼して入れる事の能力が低いです。
だから調べて理解しろっていうのは、
文字で理解しろって事なのでとてもとてーーーーーーーも、ハードルが高い。
みんなはできるんだと思う。
できるから、「調べれば?」って言うのもわかる。
"自分で調べて得た知識こそ本物"という哲学も聞いたことあるし、
"調べることを怠ってはいけない"という指導も受けた。
でもその度に自分の中の劣等感と、
「この人も教えてくれない人なんだ」
という寂しさが押し寄せる。
学校の成績は圧倒的に低かったし先生が何言ってるか理解できない事も多かったけど、わたしが人に聞くことを受け入れてくれる先生の数学は楽しかったなぁ。
今でこそ、視覚優位とか聴覚優位とか身体感覚優位とか、優位感覚の特徴がわかりやすく解説されてますけど、子供の頃なんてわかんないですからね。
難しい言葉を理解できないというのではなく、文字を読みながら同時にそれを理解するという能力が乏しいというだけで特に日常には支障がないんですけど、
ググレカス
は、傷つく。
ググれねんだよ理解できなくて。
しかもカスとか言われて...
ディスレクシア(学習障害)という言葉が広く認知されてるわけじゃないのでこういう人がいるという事なんです。
わたしがディスレクシアについて知ったのは、
発達障害・ディスレクシア当事者の砂長美んちゃんという女性のドキュメンタリー映画を観てからです。
タイトルに、美んちゃんの場合とあるように、これはあくまでも美んちゃんのおはなし。
ディスレクシアの人みんながそうであるわけではないけども、自分がわからなかった事、それでも好きなことや得意なことで生きてきた美んちゃんの話を直接聞いて、
「あ、なんか、うん。すごいわかるわ。」
というのが、わたしがわたしのディスレ部分を知るキッカケになりました。
それと同時に自分の聴力の良さと能力も知った。
音に敏感だし、人の声や微妙なトーンでその人の気持ちがなんとなくわかる。それが今の仕事にとても役立っている。
不得意をググレカスと言われるのはつらい。
でも、得意が伸びるのはとても良い。