序章
俺はトゥナ。みんなからはそう呼ばれている。まぁいわゆるあだ名っていうやつだ。ちなみに俺はいたって平凡な中学3年だ。本名?本名なんてどーでもいいんだ。ようは俺が人からどのように呼ばれているかが大事なんだ。そんな俺がこれから話すことは全て現実に起きたことなんだ。「どーせ嘘だろ」なんて思ってると後でいたい思いするぜ。
はてさてそれでは、俺の巻き込まれた不思議で奇妙なお話を始めようか。
おっとそのまえに俺の日常生活のことを知ってもらうのもいいかなと思ったんだ。これからの話をわかりやすくするためにね。
俺はいつも朝六時に起きて近所の公園に行きジョキングをするんだこれをしないと落ち着かないほど今では生活の一部といえる。一時間ほど走ったら帰りそして朝ご飯を食べ最寄りの新小尾○保駅に向かう。新小尾○保駅から学校の最寄り駅の西日○里駅まで十分くらいで着く。学校に着くと俺は家では隠している人格を出すんだ。ヲタヲタヲタヲタヲタヲタひたすらヲタヲタヲタヲタしてしまうというね。だけどそんな俺は傍目からみれば普通の一般人。だからあんなことには巻き込まれないと思ってたんだ。けど甘かったね
こんなこと書いても意味ないね でわ早速始めようか俺の体験した不思議で奇妙な話を
奴が現れた日はやけに空気が湿っていて黒くて暗い雲が朝から立ちこめていたんだ。
「いってきまーす」そういってその日俺は家を出た。空を見上げ「今日は一雨くるなー天気予報じゃ晴れるって言ってたのに当てにならねーなー 傘をとりに戻ろうかなー まぁいいや」なんて独り言をつぶやきながらいつも使っている新小尾○保駅に向かった。ここで取りに戻っていれば…あんなことには巻き込まれなかったんだ。
学校に着き退屈な授業を六個も受けて放課後部活もないので家でのんびりしようと帰路についた。
新小尾○保駅に着くと急に雨が激しく降り出したんだ。まるで俺の到着を待っていたかのように。
(やっべー 急に降り出したよまぁ仕方ない走って帰れば濡れないだろう)と思ってバッグを頭の上にかかげ走って帰ることにした。
「くっそー やっぱ取りに戻れば良かったな 雨がこんな激しいなんて聞いてないぜ制服が濡れすぎちまう ちっ忌々しい」などと悪態をつきながら走っていると曲がり角から出てきた奴と出会ったんだ。
それは突然だった。まさに漫画的なドンッという音とともに二人はしりもちをついていた。俺はすぐさま立ち上がり「すいません急いでたもので」と謝り相手を立たせるべく手を差し出した。(こうするのが普通だろ)相手は「いや結構 自分で立てる」と言い俺の手を拒んだ。俺は手を引っ込めてぶつかった相手を観察してみた。(ぶつかった相手を観察するなんてことはごく普通のことだと思うんだ みんなそうだろ?)そいつは、黒い服を身につけ、黒い帽子を目深にかぶり、黒い手袋をしているというあからさまに怪しい格好をしていた。