転院先を決めた私は、元の病院の主治医との相談に後日戻りました。



ひらめき『先生、お陰様でいろんな話を聞く事ができました。ありがとうございます』


うーん『〇〇先生はお元気でしたか?』


ひらめき『はい。先生のお見立て通り手術できるまで回復されてすごいとおっしゃっていただきました。』


ほっこり『それは、良かったです。では、その方向で調整しますか?』


ひらめき『あ、いえ・・もう一つの病院にお世話になる事にしました。』


えー?『え?手術しないの?』


ひらめき『はい…自分の免疫力をあげて色々試してみようと思って』


イラッ『あのさー色んな患者さんが、訳のわからない免疫力とか何とか言い出してやるけど、失敗する人沢山見て来たよ! 

標準医療は、1番エビデンスあるから標準医療なんだよ。後で後悔して欲しくないから、言うけど、今、間違うと大変な事になるよ!』


ちょっと不満『あ、でも、私、決めたので。先生にご迷惑かけません。とても、良くしてもらったし、感謝しています。』


しょんぼり『僕はハッキリ言って反対だよ!今やれば助かる確率上がるのに!』


真顔『あの、でも、決めたので』


イラッ『まあ、このままやってても平行線だし、患者さんたくさん待ってるから、止めるけど、本当にいいのね?』


知らんぷり『はい。お願い致します。

ありがとうございました。』


いい先生だったのになぁ。


あんなにニコニコほっこりラブラブ一緒に頑張ろうって言ってくれたのに、最後は追い出されるようにお別れ・・。こっちを振り返ってもくれなかったな。


後でとある人から聞いたら、医者が1番困るのは、自分のところを抜けて、訳の分からない民間療法に行く事らしい。病院にとって、何千万も儲かる患者さんを逃す事で、査定に響くとか・・・

その人の命とか、人生とか考えてくれたら、全ての選択肢を応援して欲しいと、ちょっと思いました。


そして、会計を待つ間・・馴染みの看護師

さんが来てくれました。