金土日の内容をまとめて。

金曜日はSustainableの授業の後、午後はイスラエル人の人の講演会で、イスラエルパレスチナ問題などについて話していた。

こういう問題に実際にイスラエル人の当事者から直接話を聞ける機会ってなかなか無いからレアな体験。

土曜日は、一日家族とかと電話した。

あとはDistinctionというネイティブが使うフレーズを学べるアプリをダウンロードして勉強し始めた。

結構簡単な単語でも熟語になると特殊な意味になったりするのが多くて、そういうのを覚えるのに良さそう。

一日２時間くらい、継続したい！

今日、日曜日はとても天気が良かったので、自転車でアルケン近代美術館へ。

午前中は英語を勉強して、朝ごはんを食べた後お昼用にサンドイッチをパッキング。

朝ごはんはカイザとヨセフィーナが隣で、タトゥーのこととか話してた。

デンマークでは腕や顔にタトゥーを入れるのは違法(とはいえみんな破るけど)だったり、

最初はばれにくい内股にいれたりするらしい。

あと色によっても体に悪い色素だったりすると制限があるとかそういう話も。

こちらの人はみんな普通にタトゥーをいれたりパリピじゃなくても鼻ピアスしてたりするので見た目がかなりいかつい。

アルケン美術館へは大体片道１時間15分程度。強風だったけど追い風だったおかげで楽にこげた～

ロスキレとコペンハーゲンの中間くらいの郊外にある。

かなり立派な美術館で現代アートの展示をしており、広い面積を使って贅沢に展示がされている。

印象に残ったのは人工で渦を作っている展示。

村上春樹の小説「街と不確かな壁」に出てくる渦のイメージにそっくりで驚いた。

小説をモチーフにしてると言われても信じれるくらい。

真っ黒な水が渦巻いていて、中心だけ流れが速くなって渦になっていて、そこから不気味な音が立っている。

覗き込むと本当に別世界に連れていかれそうな感じだ。

他にも風船でつくられたにわとりたちがいる部屋があり、

人がそばを歩いたり風をうけると、ふわふわとにわとりの群れが動くのが面白い。

人を避ける様子が本物のニワトリに似てる。

この美術館は郊外でコペンハーゲンから観光でも少し行きづらいけど

わざわざ足を延ばして行ってみてよかった！

帰りはホームセンターのバウハウスや、ショッピングモールに寄り道しながら帰る。

今日行ったショッピングモールもかなり立派なモールだった。

空港みたいに天井が高く吹き抜けになっている。

ここでアイスを買ってたべて（お昼もサンドイッチ持参で節約したしたまにはいいよね笑）、久々に食べるアイスおいし～となり、細々といろいろ買って帰宅。

こちらでの買い物術を一つ身につけた。

お店によってモノの値段がかなり違うので、日用品はここ、お菓子はここ、カップヌードルはここ、みたいに最近分けて買うこと。

例えば日清のカップヌードルもスーパーで買うと22クローナ(480円)だけど、ディスカウントのドラッグストアみたいなところでたまに割引してるときは10クローナ(220円）で買える。

あと今日はサプリメントも買ったけどお店によって30クローナも違いがあったり。

帰りは向かい風で強風で自転車を漕ぐのは厳しかったので、はじめて電車での自転車積み乗車に挑戦！

全ての車両に乗せれるわけではないらしく、私の電車は一番後ろだけ積むことができた。

そのまま積むだけなのでとっても楽。運賃は追加で２０クローナほど払う。

今日は長距離自転車に乗って疲れたので部屋で今日買ったこのライスヌードルを食べてみた。

麺が刀削麺みたいな感じで多分健康的なんだろうけど、そこまでカップヌードルと変わらなそう(笑)

今日ふと他の人を観察して思ったのだけど、

この学校もあまり学校になじめてない人もちらほらいて、

もちろん留学生は多いけど、デンマーク人でも見た目が白人でないベアトリスとか、あともう一人男の子(黒人の見た目、中南米のどこかから来てた）とかはあまり馴染んでいない。

もちろん彼らはデンマークにずっと住んでるのでデンマーク語を話せるのだけど、

その他の人とは見た目の違う二人が馴染めていないのを見ると

やっぱり人種差別とかあるのかな・・・・？と思ったりもする。

二人とも大人しい性格というのはあるのだけど、やりづらいからそうやって大人しくしているのかなあ、とか。。

あとは、見た目は白人でフランスとのハーフの子や、ドイツとのハーフの子がいて

その子達は馴染んでいるけど、やっぱりその子達同士で仲いいので純デンマーク人といるよりも居心地がよいのかなと思う。

結構人種による軋轢？が実はあるのかもしれない。。。

日本でもハーフだったり人種が違うとやっぱり生きづらさを感じてたりするのかな（私の今まで合ったハーフの子はみんな普通になじんでいたけど）

この学校は2割インターナショナルだからちょっと中途半端でやっぱりデンマーク人で固まりやすい。

完全インターナショナルな学校だとデンマーク人だけで固まるということもあまりなかったのかもしれないけど、やっぱり少数派の我々は割と誰でも馴染むのに苦労を感じている気がする。来年半分インターナショナルになるという話は本当に羨ましい・・・！

ちなみに今日でデンマークに来て1ヶ月。

体感時間としては遅くて、まだ1ヶ月か！という感じ。毎日が濃いから、1ヶ月以上の体験をしたように感じる。

でも数えるとまともに授業があるのは残り2.5ヶ月と意外と短く、1日1日を大切にしていこうと思います。

デンマーク#27 アルケン美術館