昨日のボクシングは凄いレベルの試合で凄い面白かったです。
最初にパヤノが仕掛けた時に井上選手は驚いたと思いますが、左手の位置とリズムでペースを渡しませんでした。 
 
セオリー、位置取り、ポジション無視のフィニッシュまでの仕掛けには驚きました。

あんなことできるんですね。
実際、ストレートを打ったあと、井上選手自身もバランス崩していますからね。

パヤノ選手は井上選手にボディーを打って来て欲しかったのでしょう。
そこに、スナップを効かせた右フックを打ちたかったのでしょう。

一流選手同士の素晴らしい読み合い、だまし合いでした。

しかし、グローブの大きさ、重さを活かした素晴らしいストレートでした。
シッペを聴かせるときみたいにグローブの力が逃げませんでした。
素手のパンチではあんな風に倒せません。

これで井上選手は他の6選手にも大きなジャブを打つことに成功しました。
 
これから試合を行う選手は、今回井上選手が行ったことは、勿論、
今まで行ったこと
次回、行うこと、行いそうなこと
はモチロン
行わないとや持っていないアイテムまでのフォローしなければいけません。
他の選手よりも圧倒的に精神的に余裕を持ち有利な位置に立ったことは間違いありません。

次回、準決勝の試合では、決勝に向けてのどんな仕掛けがあるのか?
今から楽しみです。