翔ちゃんハピバ企画。やまのお話書いてみました。BL含みます。
苦手な方はスルーしてくださいっ。
ではでは。
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今日は俺の誕生日。仕事は午前中に雑誌の撮影と夕方からZERO。智くんは雑誌の撮影が一緒なだけでその後はオフっていう2人とも忙しくないスケジュールだ。
だから空いた時間は俺ん家でのんびりして過ごそうって話に前からなってたんだけど。
昨日、智くんから変な電話があった。
「誕生日、甘いおいらと攻めのおいら、どっちと過ごしたい?」
なにそれ?って聞いても んふふ って笑うだけだったから
「甘い智くんはいつも堪能してくれるから、せっかくなら攻めの智くんかなぁ」
と軽い気持ちで笑いながら返事をした。
その日、智くんは深夜まで仕事が入っていたから会えるのは誕生日当日の雑誌の撮影だななんて思ってたんだけど。
朝起きたら隣に智くんがいた。
仕事終わりに来てくれたんだーー
それだけで、誕生日プレゼントをもらった気分。すやすやと穏やかな寝息を立てて眠る智くんの横顔を見ているとこっちまで自然と笑顔になってくる。嬉しくって智くんの頭にキスをした。
「ん……。」
寝返りをうって、横向きに寝ていた智くんが仰向けになった。
無防備に晒した首筋、鎖骨。半開きになった口。閉じられた目は長い睫毛が強調されて、俺の恋人はこんなに綺麗なのかと見惚れてしまう。
投げ出された手を絡めて、繋ぐ。
寝てるのを起こすのは申し訳ないけど、こんなに引き寄せる智くんが悪いんだよ?
そう言い訳をしながら、唇をそっと重ねた。
軽く口付けして、反応がないから今度は舐めてみる。
「んっ……」
眉間にシワが寄ったその顔も艶かしい。
半開きになった口に舌を差し入れる。
口内をゆっくり掻き回してたら、智くんの目が開いた。
「ふふ…おはよ、智くん。」
唇を離して見つめると、焦点が合ってるか合ってないのかわからない目でしばらくボーっとしていた智くんだったけど、だんだんその瞳に光が宿ってきた。
チリッ
んっ?何か今、智くんの目が……なんだ?変わったような……気のせい?
訝しげにしてると頭を掴まれて強く引き寄せられた。
「うわっ!」
バランスを崩して智くんの胸に埋まる。
すぐさま上下が逆になり俺は智くんに見下ろされる形になった。
びっくりしてる俺を無視して智くんが見つめてくる。いつものふにゃんとした顔じゃなく、ドキッとするような、男の貌。
息をするのも忘れて見つめていたら、智くんの手が伸びてきて俺の頬に置かれた。
そのまま親指で唇をなぞられる。
「翔ーー……」
呼び捨てて呼ばれてそのまま唇を塞がれた。
なにっ?なんなんだ?
攻めの智くんってこういうことっ?
呼び捨てなんて、されたの初めてってくらいなんですけどっ⁇
さっきから?の連続に俺のアタマはついていけてないのに、お構いナシに智くんは濃厚なキスをしてくる。
いつもは俺がリードして、智くんは感じてる事が多いのに今日はまるで逆だ。
「はっ……あっ」
ねっとりと、口内の隅々まで智くんの舌が這い回る。追いかければ絡まれて吸われて、こんなに激しいキスが出来る人だったのか……。
その上手さに夢中でキスを求めていたら、ふっと智くんが離れた。
「あっ…」
思わず両手で捕まえたら満足そうな智くんの顔があった。
「そろそろ仕事に行く準備しないとね。シャワー借りるよ、昨日そのまま寝ちゃったから。」
そう言ってあっさりと行ってしまった。
……このまま、肌を重ねたかったな…そう思いながら、あのまま重ねていたら、果たして俺はいつものように智くんに求められただろうかと思った。それくらい彼は雄の色気を放ってたから。
俺が……求める⁇
え?
攻める智くんって…そういうこと?
いやいやいやいや‼︎
俺そっちは未開拓だし!自分でやっといてナンだけどそっち側になる自分がイメージ出来ないし!
てか無理だし‼︎
てか…誕生日じゃん?俺。
俺が欲しくもないもの、智くんくれようとするか?
あーーっ‼︎わかんねぇっ!