嵐粧堂です。
更新いつも遅くてすみません~。



ではでは。


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「メールさんきゅ。嫌な仕事させちゃったな。」

C&Nの林さんの弱みをニノに調べてもらっていて、昨日本人から聞き出せたと連絡をもらっていた。

「別に思っていたより楽でしたよ。飲むといろいろ喋ってくれる人で。はいコレ。」
 
会話を録音したボイスレコーダーをもらって

「飲みだけ?ベッドの上の会話は入ってない?」

ニヤニヤしながら聞いてみた。

「あの時間にアナタにメールしてるんだから、ないことぐらいわかってるでしょーよ(笑)それに俺が行った店ゲイバーだからね。」 

「えっ?店側?客側?ニノどっちで対応したの?」

「客側だとしたらどーやって対象者と話するのよ!(笑)そこはねぇ、もちろん店側ですよ。仕掛けなきゃいけないんで。」

「うっそ!(笑)行きたかった~!源氏名は?」

「ふっふっふっ『サトシ』」

「まじかっ‼︎(笑)」

ニノに『サトシ』の設定を聞いては2人で爆笑する。本当に、ニノのこういう機転というか才能というか、聞いてて飽きない。

「ーーってまぁ、俺の話はいいとして、翔さんア・レ、誰か使ってくれた?」

「ん?あぁ!そうそう!それ言うの忘れてたわ。去年の年末に丁度いい感じの人がいてさ、うまいこと言って渡しといたの。したらこの間の新年会で出会って、めっちゃ良かったって言ってたよ。」

ニノが言う『アレ』というのは夜の生活に潤いを与える興奮剤で、友達が作ったらしいが販売するためには結構な数のデータがいるらしく、手伝いを頼まれたニノが俺にも協力を仰いできたっていうモノ。ゼリー状で直に付ければ効果は抜群だけど、これのすごい所は溶かして飲む事も出来るってこと。無味無臭だから飲み物に入れてもわからない。
取りたいデータっていうのが飲んでから効果が現れるまでの時間と、何を飲んだかって事で。

「んーと、30分で効いてきて、ワインに入れたって言ってたな。確か、赤。」

「ありがと、酒もイケるんだねぇ。」

当事者に報告してるらしく、スマホに打ち込みながらニノが言う。

「まだデータいるの?」

「わっかんない。でも結構集まってるっぽいからそろそろいいんじゃないかなぁ。やっぱ誰しもさ、こういうの興味あるんだね。」

報告が終わったらしくコーヒーを飲みながらニノが言う。俺もラテをひと口。

「ニノは使った?」

「おれぇ?使いませんよ、誰に使うのさ(笑)」

「だってどんなんなるか興味あるじゃん。興味ない?」

うーん……と考えるニノを見てたら

「ただいま戻りました~」

潤が帰ってきた。相葉くんと何か話してアトリエへ向かっていく。
潤に使ったら……怒られそうだな、うん。


「まぁ、なくは無いけど……疲れそうなんだよなぁ。」

眉間にシワを寄せてむぅ~としながら話すニノがツボにハマって「ニノらしい」と笑っていたらスマホが鳴った。

『rouge 佐野』

噂をすれば何とやら。例のゼリーを使った本人からだ。

「うわ、タイミングすっげ。」

思わず呟いて、ニノを見た。?マークの顔にスマホを指差しながら「赤ワインで30分」とだけ伝えて電話に出る。

「はい、嵐粧堂 櫻井です。」