ブブッ

着替えてたらスマホが震えてLINEの着信を知らせてきた。

〝ついたよー〟

「えっ?マジ⁇早くない?」

思わず1人で呟くと着かけた服を慌てて被って上着と財布を持って急いで玄関に向かった。





「ごめん、お待たせ!」

「あれ?走って来たの(笑)いいのに、ゆっくりで。」
車の外で待っててくれた潤は持ってたスマホを仕舞いながらこっちを向いて言う。

「潤、早くない?オイラまだ10分はかかると思ってゆっくり着替えてた」

「だってパーリーは早く始めたいじゃん♪」

2人で潤の車に乗り込む。


「んで、終わったらその後2人でお祝い♪ね?」
助手席に座ったオイラの耳元で囁くとチュッてほっぺにキスしてきた。

「うわっ!誰かに見られたらどーすんだよっ!」
慌てて振り向くと、あのおっきな目がいたずらっ子みたいに輝いてて口の端がこれ以上ないってくらい上がってる。


…ちくしょう…今日もイケメてやがるぜ。


思わずニヤけそうになるのをバレたくなくて前を向き直す。

「ほら、みんな待ってるかもしんねーし、早く行こーぜぇ」
ぶっきらぼうに言ってみたけど。

「はいはい、俺のこと大好きだね、智は♪」

なんて言いながら運転を始めてる…
やっぱバレたか、いや、ここは無視だ!無視‼︎

「あー、無視したー。本当のこと言ったのにー。いいですよぉ?後でちゃーんと、カラダに聞くから♪」

「‼︎‼︎」

「さてさて、みんなが待ってるパーリー会場に向かいますかね〜♪ってもリハーサル室だけど(笑)」

始終上機嫌の潤と、早くも疲れてきたオイラ。
年下なのに、告白してきたのは潤の方なのに、なんでこんなに振り回されんだ?