2人きりのカウンター(5回目)決してわざとではなく…資料を丁寧に丁寧に書きすぎたら、そこに紅茶をこぼす失態…お夕飯の材料を買いにいくついでに、彼のお店に寄って、資料をもらう。『ごめんなさい、資料に紅茶こぼしちゃって…』『大丈夫ですよ。新しいの用意しますね!』ただ、数分、いや、数秒だったかも。私の胸は異常に高鳴る。。。しっかりしてないヤツだと思われちゃったかな…でも、また顔が見れただけで、幸せだった。
客と店員の関係に…(4回目)2回目の偶然から2日後、私は、彼のお店に正式に予約のお願いにいった。そう、彼は旅行代理店の所長。私は、彼に海外旅行の手配をお願いしている。しかも、家族旅行の…。最初にもらった名刺を何度も何度も眺めていたから、下の名前も所長さんだってことも、知っている。けど結婚してるのかすら、わからない。年齢も、どこに住んでいるかも…。結婚指輪はしていない。白くてきれいな手… 触れてみたいって思ってしまった。何も分からないから恋をしたんだ。今言えること、旅行まであと三ヶ月。それまでは、客と店員として、繋がっていける。旅行に関する資料をもらう。これを、渡す時にまた会える。この時は、それだけで、充分幸せだと思った。久しぶりのときめき。胸が高鳴る感じ。私のどこに、こんな気持ちが隠れていたんだろう。。。
2回目の偶然(3回目)ばったり会った日から6日後、また同じ場所で、ばったりと遭遇した。明後日が予約の日。あっ‼︎‼︎‼︎!また、会いましたね。明後日伺います。これだけの会話なのに、私のドキドキはピーク!私はこんなに、ドキドキしてるのに…彼は、私に深々と頭を下げて、仕事に戻っていった。その後ろ姿、目が離せなかった。わたしは、こんなにドキドキしているのに…久しぶりに片思いの切なさを思い出した。明後日、お客様として会いにいきます。