先週の土曜日(6月11日)、東京芸術劇場シアターウエストで『Secret War ひみつせん』を観ました。
この作品、初日近くまで公演があることすら知りませんでした(失礼!)
しんぶん赤旗日曜版で三浦透子さんのインタビュー記事が掲載されていて、そこで知った次第。三浦透子さんは越川道夫監督作品『月子』を観てからずっと気になっている俳優さんなので、迷わず予約を取りました(因みに「ドライブ・マイ・カー」は観ていない)。
作品の舞台は旧日本陸軍の登戸研究所(作中では登沢研究所)。科学者たちの頭脳、知識、研究が敵地の人や動物を殺すことに使われるのを見ることは心が痛むし、科学者たちの心が麻痺してしまう姿を見るのは辛い。
まぁ、この辺は他の作品でも描かれているのを観たことがあるのだけれど、私が気になったのは女性の地位、もっと言うと女性蔑視だ。
三浦透子さん演じる村田琴江は科学が好きで科学者を目指したいのに「女性だから」タイピストとして研究所に勤務している。本当は男性研究員のように研究したいのに。
あと「女は知らなくていい」という雰囲気を随所に感じて、今でも女性というだけで男性より不利なことが多いけど戦時中はもっと酷かったんだな、と思いました。
今、世界では実際に武器を使って人を殺し合う「戦い」が起こっているけど、科学者たちの頭脳は人の命を救うことに使うべきで、決して人を殺すことに使ってはならないと改めて思いました。
