いでこの「実際どうなの?」

いでこの「実際どうなの?」

娘と取り組む借家DIYや買って暮らしが助かったアイテムを紹介しています。
ハンドメイドのお店は、現在お休み中です。

「ヨガマットケースがほしいんです」

 

そんなご相談から始まったオーダー。

ところが、制作の順番を待っている間に、ヨガ教室へ持っていく道具が増えたそうです。

 

ヨガマットにヨガブロック、飲み物。

それぞれ持って行くより、

 

ひらめき「全部入れて行けたらハッピーですよね」

ニコニコ「そうなのよ」

 

それなら、ヨガマットケースではなく、必要なものをまとめて運べるバッグを作ってしまおう。

こうして、ヨガの荷物をひとつにまとめて持ち運べるオールインワントートバッグを作ることになりました。

市販のバッグを選ぶ方法もありますが、「これとこれを入れたい」がはっきりしているなら、必要なものに合わせてバッグそのものを作るのもひとつの方法です。

今回は、ヨガに必要なものからサイズや収納方法を考えて作ったバッグをご紹介します。

※この記事は2024年に制作したオーダーバッグの記事を再編集しています。

 

 

ヨガブロックも入るバッグがほしい

最初のご希望は、ヨガマットケースでした。

打ち合わせを進めるうちに、ヨガ教室へ持って行く道具も増え、最終的にバッグへ入れたいものとして挙がったのが、

・ヨガマット
・ヨガブロック
・飲み物

でした。

それなら、マットだけを入れるケースではなく、全部まとめて持ち運べる方が便利そうです。

そこで、オーダー内容を「ヨガマットケース」から「ヨガトートバッグ」へ変更しました。

サイズを決めるため、ヨガマットやヨガブロックの大きさを確認。

生地もお客様の好みを聞きながら探しました。

選んだのは、ピンク地に白いハートが並んだ生地です。

機能だけではなく、自分の好きな柄のバッグなら、ヨガへ出かけるときもちょっと楽しくなりそうですね。

 

入れたいものからヨガバッグの形を考えてみた

今回は既存の型紙があるバッグを作るのではなく、入れたいものに合わせて形を考えました。

まずは平面で寸法を決めます。

 

 

さらに、ヨガマットやブロックと同じくらいの大きさのモデルを用意。

そしてバッグそのものも、いきなり布で作らず紙で試作しました。

 

紙の柄がなかなか強めですが、カレンダーです(笑)

でも、この紙バッグがいい仕事をしてくれました。

平面の図だけでは分かりにくくても、実際に立体にしてヨガマットやブロックを入れてみれば、完成したときのサイズ感や収納方法を確認できます。

お客様にも写真を送り、

「紙で作ってみるなんていいアイディアですね」

と言っていただきました。

オーダー品は、作る側には完成形が見えていても、お客様には伝わりにくいことがあります。

実際の形にして共有することで、お互いの「こんな感じ」を近づけてから制作に入りました。

 

完成!ヨガ用品をまとめて入れられるトートバッグ

紙バッグでサイズや収納位置を確認したら、本番の生地で制作します。

試作した紙バッグがこちら。

中に入れる予定のアイテムも再現しています。


「紙で作って確認する」というひと手間を入れたことで、ヨガマットやブロックを入れたときのサイズ感を事前に確認できました。

 

そして、完成したのがこちらのバッグです。

紙で考えていた形をそのままバッグにできました。

 

ピンク地に白いハートのドット。

見た目から気持ちがパッと明るくなりそうな、かなり存在感のあるバッグですよね。

 

ただ大きなトートバッグにしただけではなく、ヨガ用品を持ち運びやすくするための工夫も加えました。

 

ヨガマットがバッグの中で倒れないようにホルダーを付けた

バッグの内側には、ヨガマット用のホルダーを付けました。

マットを入れるときは、この部分に差し込みます。

大きなバッグに長いヨガマットをそのまま入れると、中で倒れて他の荷物が入れづらくなることも。

 

そこでマットの定位置を作り、荷物が入れやすくなるよう工夫しました。

 

紙バッグのときから、ヨガマットホルダーは取り入れたいポイントでした。

 

ヨガマット側にはあえて少しゆとりを

バッグの形を見ると、ヨガマットを入れる側に少しゆとりがあります。

 

これ、寸法を間違えたわけではありません(笑)

 

マットが少し外側へ倒れるようにすることで、バッグの持ち手に腕を通しやすくしました。

きれいな四角形に仕上げることより、実際に荷物を入れて持ったときの使いやすさを優先しています。

 

外側には落下防止付きのボトルホルダー

飲み物は、バッグの外側に専用のボトルホルダーを付けました。

 

 

構想の段階で、すでに心許なかったのです。

巾着のようにひもを引き絞れるようにして、水筒が落ちにくい形にしています。

移動中にポロッと落ちるのは困りますからね。

バッグの中を探さなくても、外側からサッと飲み物を取り出せます。

 

 

小物を入れられる内ポケットも

バッグの内側には、小物を入れられるポケットも付けました。

 

 

大きなものをまとめて入れられるバッグほど、小さいものが中で行方不明になりがちです。

 

ちょっとしたものを分けて入れられる場所も用意しました。

 

実際にヨガ用品を入れてみるとこんな感じ

完成したバッグに、想定していた荷物を収納してみました。

 

 

ヨガマット、ヨガブロック、飲み物をひとつのバッグに。

そう、こちらも予定通りです。

 

丸ブルーショルダースタイル

 

最初のご相談は「ヨガマットケースがほしい」でしたが、最終的にはヨガに必要なものをまとめて運べるバッグになりました。

 

持って行きたいものが増えたからこそ、最初の予定にこだわらず、バッグそのものを作り直した形です。

 

 

好きなバッグなら習い事へ行くのもグッと楽しくなる

完成したバッグを見たお客様は、

 

「かわいい!ハート好きなんです」

「私には可愛すぎるやろか。でもかわいい」

 

と喜んでいただけました。

 

さらに、

「見せびらかします!」

とのこと(笑)

 

ぜひ見せびらかしてきてください!

 

ヨガ用品をひとつにまとめて持ち運べることも大事ですが、せっかく習い事へ持って行くなら、自分が好きだと思えるバッグであれば、もっと楽しみが増えるものです。

 

市販品の中から自分の荷物に合うバッグを探すのもひとつ。

「この道具と、この道具を入れたい」と必要なものからバッグを考えるのもひとつ。

 

今回は、お客様がヨガに持って行きたいものに合わせて、収納場所やサイズを考える方法を選びました。

 

そして、このバッグをきっかけに、後日もうひとつヨガ用のオールインワントートバッグを作ることになります。

 

次に作ったのは、好きなものをさらに詰め込んだバッグ。

こちらもまた、改めてご紹介しますね。