自然界には毒のある生物がたくさんいます。ヘビは獲物を仕留める毒牙を、ハチは敵から身を守る毒針を。
そしてフグは体内に毒を持っています。特にフグはあのプリプリのボディです。よっぽど甘やかされて育ったに違いありません。そんなボンボンの箱入り息子がよく毒という剣を手に入れられたものです。



しかし、ここにある矛盾は、進化の過程の中で弛まぬ努力の結果、致死性のある猛毒という武器を手に入れたフグさんでしたが、その武器の効果が発揮するのは自分が相手に捕食された後という本末転倒なところにあります。



ですが、フグはただバカだったわけではなく、美味しそうな顔して死んでる個体の仲間たちは「フグを食べると死ぬ」と学習する点に毒の効果が集約します。そう。フグは自分の食欲を満たすためでも、自分の身を守るためでも無く、自分の大切な仲間を危険に晒すことの無いように毒を体内に留めていたのです!




このことから僕等が学べることは、毒は吐き出せば他人を傷つけることになりますが、体の中に留めておけば、誰も傷つくことがないだけでなく、自分の大切な人を救うことまで出来るのです。ですから嫌なことがあってもそれを簡単に口に出さずにいた方が良いのですよ。











…ってのが詭弁っていって、紀元前にソクラテスが命を懸けてまで闘ったり、DJあおいの十八番だったりするやつだから、ころっと騙されてはいけないよ。


暇つぶし終了。



完。




【好きなやつ16】


Dead Oaks/Now,Now