こんにちは。

『左うちわの家づくり℠』中の人です。

住宅価格の高騰、土地価格の高騰、少子高齢化、実質賃金の著しい低下など、日本の「住宅産業」を取り巻く環境は非常に厳しいと見る専門家が多数います。

彼等は口をそろえて言います。「今、家を建てるべきではない」と。

しかし、本当にそうでしょうか？

「ピンチの産業」（斜陽産業）こそ、新たな復活の芽、希望の光みたいなものが誕生しているかもしれません。

そして、その「復活の芽」をいち早く利用することで、誰よりも“得をする”ことが可能かもしれません。

今日はそんなお話を他の業界を例にしてお話してみたいと思います。

１．カフェ×本屋

本が売れなくなり、本屋や出版社はドンドン潰れています。そんな中、本屋とカフェが一体となった新しい形態が誕生しました。

CCCエンターテインメント株式会社が仕掛けるカフェ併設型の蔦屋書店です。

この取り組みは大きな反響を呼び、ホテル×書店（図書館）なども誕生して好評を博しています。

銀座蔦屋書店 | 銀座蔦屋書店銀座蔦屋書店のご紹介です。

store.tsite.jp

泊まれる図書館暁／佐賀・古湯温泉佐賀・古湯温泉にある築110年の古民家を改装した「泊まれる図書館暁」。昼はカフェ付の図書館として、夜は一日１組限定で図書館を丸ごと独り占めできます。

library-inn.jp

２）地方大型商業施設×コト消費

滋賀県の大型ショッピングモール「ピエリ守山」は、東京ドーム3個分ほどもある大規模施設。かつて200店舗が軒を連ねていたものの、2013年には8店舗にまで減少し「明るい廃墟」とすら呼ばれました。ところが2014年に体験型施設へとリニューアルしたところ、年間8か月の開催期間に1万人が訪れるほどの人気スポットに生まれ変わり、店舗数も200店舗にまで復活し再生を遂げたのです。