★この記事のYouTube動画URL

すみません大臣、消費税って我々も認める安定財源でなかなか逃げられない税金の一つですよね、でもどうしてもこの税金を節税するにはどうすればいいと思いますか?

 

よいぞ、まず消費税についてまずはおさらいするぞ、いまだに消費税は、商品を買ったときにとられるものだと勘違いしているものも多いがな、まあ我々のプロパガンダでわざとそう思わせるように仕向けているのだがな、消費税は実は企業に課せられる税であることを知るものは少ないのだ、

え、でもコンビニで弁当を買ったとき、レシートには消費税何円って書かれてますよね、

 

ふっふっふ、あれはフェイクなのだ、実は消費税は、企業に対して課せられ、結果的には利益と非課税仕入れにかかるものなのだ、

あかんもう横文字むりっす、

 

しかたない、今日は消費税についておさらいだ、ただ消費税の前にまず法人税を知っておくとより理解が深まると思うから、まずは法人税について解説させてくれ、

 

はいおねがいします大臣、

 

ある自動車販売業者があるとしよう、お店が車を売ったら売上というカネになり、しかし車を作るためにはいろいろと準備が必要だ、例えば材料の部品を買ったり、従業員を雇ったり、家賃とか電気代とかもかかる、ここらへんでかかった費用が経費とかいうぞ、そして売上から経費を引いたものが利益となり、この利益に税金がかけられる、これが法人税とか呼ばれるやつだ、ここまではおーけーだな、

 

はい大臣だいじょうぶです、

 

では次に消費税についてだ、

先ほども言った通り消費税は実は企業に対して課せられる税金なのだが、今から消費税納付額を計算していくぞ、

 

おねがいします大臣、

 

まず車を売った金額つまり売上、たとえば500万円を売り上げたとする、そして経費が400万円かかったとする、

しかし実はこの経費の中には課税仕入れと非課税仕入れという2種類があるのだ、この違いは後でまた解説するからな、

そして次に、上から課税仕入れを引き算し、そこへ10を掛け算、さらにそこに110を割り算するのだ、

 

すみません大臣、やはり気になるのですが、課税仕入れと非課税仕入れってなんすか、違いがわかりません、

 

だよな気になるよな、非課税仕入れとは主に正社員の給料とか社会保険料、そしてインボイス登録してない取引先からの仕入れ費用などだ、そしてそれ以外の費用はほぼ課税仕入れとなるのだ、

 

なるほど非課税仕入れだけがなにかを押さえておけば、この二つの区別がやりやすそうですね、

 

そうだ、では今回は、経費のうち、課税仕入れが335万円、非課税仕入れが65万円だとしよう、そうすると、

売上500万円から課税仕入れ335万円を差し引くと165万円、そこに10を掛け算、そこにさらに110を割り算すると15万円、この15万円を企業は消費税として政府へ献上するのだ、

 

なるほど、

 

そして不思議なことにこの消費税納付額は、次の金額とも必ず同じになるのだ、

 

え、それはなんですか、

 

実はこの消費税納付額は、利益と非課税仕入れを合わせた金額、これとも一致するのだ、

 

そうなんですね、って、あれ、そしたら消費税って、利益と非課税仕入れにかかるってことは、利益は赤字だと当然ゼロで消費税はかからなくなりますが、非課税仕入れって正社員の人件費とかですよね、でもこのおカネって赤字でもかかりますよね、

 

ふっふっふ、

 

さすが大臣、赤字企業からでもしっかり財源確保するとか、財務省のカガミですね、ってことは企業としてはいかにこの非課税仕入れを減らすかが、消費税納付額を減らすカギとなりそうですね、

 

そういうことだ、ではここを減らすには君はどうする、

 

お、お、ああああああああ、たしか正社員の人件費は非課税仕入れになっちゃうけど、派遣とか外注、非正規の人件費ってどうなんすか、

 

にやり、ここから先は詳しい経営者に変わるぞ、

 

大企業代表のとく〇です、素晴らしいサッシがよいです、実はそれらの人件費は非課税仕入れではなく課税仕入れとなるのです、

 

そうなんだああああああああああ、ってことは極論ですが正社員ではなく派遣とかでガチガチに固めれば消費税納付額をひくくできるってことかあああああ、

は、ってことはここであの人の出番か、

 

何かおよびですか?

 

おおあなたはあのパソなんとかの竹なんとかさん、そこであなたが派遣労働者を企業へ沢山紹介してボロ儲けしたんですね、

 

そうなんです、我々パソナは消費税増税された2014年以降、順調に売上、営業利益、キャッシュともに右肩上がりですぞ、

 

そしてパソナさまが派遣労働者を献上してくれるおかげで我々大企業はコスト削減に活路を見出すことができ、その浮いた金額で大切な株主様へ大きな配当金を献上できるようになったんです、

 

しかも二ホンはなかなか正社員の解雇が難しい国、しかし派遣や非正規であれば簡単に戦力外通告でさよならできる、おかげで人件費を固定費から変動費に変えることもできたし、給料もケチることがしやすくなって万歳ですわ

 

なんかすごいチームワークでこりゃすごい魔界に見えちゃうな、

 

しかも我々大企業は輸出も手がけているのですが、なんと輸出した売上には消費税がかけられないのです、

 

え、どういうことですか、

 

じゃあもし商品を海外に売った場合の消費税納付額を計算しますね、まずインボイス登録している工場から5500円の部品を仕入れ、その部品を使ってゲームソフトを作り、海外に16500円で販売したとします、

まず売上16500円、ここになんと海外へ販売したときは0を掛け算するので0円、

次は課税仕入れ5500円に10を掛け算、さらにそこへ110を割り算すると500円、

ここでさきほど計算して出てきた0円に500円を引き算するとマイナス500円、この500円はなんと、政府へ消費税として収めるのではなく、逆に政府からもらえちゃうという素敵すぎる仕組みなんです、

 

おおおおおおおおおすげえええええええ、

 

ちなみに2022年度の消費税収は約39兆円で、そのうち約10兆円は還付金で輸出企業へのプレゼントでした、

すげええええ、まきあげた消費税のうち約4分の1が経団連とかにプレゼントしてるのか、だからやたらと経団連の十倉さんは我々の見方をしてくれてるんですね、

 

これぞ利害の一致ってやつですぞ、

 

よおおし、この調子で心強い人たちを味方につけ、どんどん増税法案を通し、我々のハッピーな人生のために出世しまくってよりよい天下り先にいけるよう頑張るぞおおお、

 

あ、みなの者これも忘れるなよ、日本のインフレ率は2%を保っておくんだ、そうすれば順調に値上げできているぞアピールができて景気が良い演技ができるからな、まあ実際には消費者は衰退しているが、輸入とかステルス増税のせいで物価が上がっているだけだが、この物価が上がっているという部分だけを切り抜けばなんか景気がよくなっていると勘違いさせることができるからな、

これからもわざと電気代とかの値上げをさせ、なんちゃってインフレ2%の保持、これも頼むぞ、

 

しょうちいたしました、日本の未来は明るいぞ、ザイム真理教ばんざああああああい、

 

どんどんひろがる貧富の差、そして膨れ上がる金持ちのおなか、今後も彼ら愉快な有権者たちの動向には注目していきましょう、今回はここまでとなります、いつもご視聴ありがとうございます、でわまた