先日、奈良の猿沢池で休憩していると、片手に昆虫採集で使うような柄が伸びるアミを持った

老人がやってきました。

老人はカバンから「奈良県」と書いてある腕章をとりだして腕に巻くと

アミを片手に池のふちに行きました。

しばらく、池をながめていたかと思うといきなりアミを池につつこみました。

ここは、魚など捕ってはアカンところやで!と、思っていたら

老人が、捕まえたのは最近問題になっている「アカミミガメ」でした。

猿沢池でもアカミミガメが増えてしまい、昔からいるイシガメが減って問題になっているのでした。

老人は、奈良県の職員か、委託された人なのでしょう。

周りで見ていた人が「その亀どっかに移すの?」

と、質問しましたが、老人は質問には答えずに捕まえた亀を別のアミにいれると

次の獲物を探しにいきました。