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おしゃれキャンパーへの道のり

キャンピングカー購入を機にキャンプにハマる。
物欲と戦いながらおしゃれキャンパーになれるのか?
そして一緒に暮らすペットのことも。

今回の地震でご連絡を頂いた皆様、

ほんとうにありがとうございました。

とても心強く嬉しかったです。

幸い、支障なく日々過ごせています。

 

このへなちょこブログを覗いてくださる方はご存じかと思いますが、

不二子は元保護犬です。

ここからは腫瘍や傷口などの写真があります。

苦手な方、辛くなる方はストーップです。

そして、私にしてはちょっと長いです。

 

2015年6月不二子は某所から我が家へやってきました。

我が家に来ることが決まる1週間ほど前、

たまたま予定がなくて、たまたま誘ってもらって、たまたま向かった某所。

そこで、弱々しく小さく丸まってるのが不二子でした。

想像を絶するくらいの大きさの乳腺腫瘍をぶら下げて、

放浪していたところを保護されました。

 

不二子はシニアで大きな腫瘍があるので譲渡対象ではありません。

譲渡対象でない犬は某所から出ることができないそうです。

なんとか粘って、看取り覚悟で引き出すことが決まりました。

 

 

残念ですが、今日は連れて帰れません。

今すぐ病院へ連れて行きたいのに。

現状は落し物で、もしかしたら飼主が名乗り出てくるかもしれないから。

見るからに容態の悪い子を目の前にしても某所の対応はこんなもんです。

でも、まだ連れて帰れる許可が出ただけマシなのです。

規則に忠実と言えば聞こえはいいけど、

まったく融通はききません。

不二子を引き出せるのは1週間から10日後。

「1週間後に迎えに来ます」とお願いして帰ります。

 

 そして、次の日だったか、2、3日してだったか記憶が曖昧ですが、

「容態が悪化したみたいなので迎えに来てください」と連絡がありました。

が、迎えに行ってもらうと「全然瀕死ちゃうでー」と

迎えに行ってすぐ病院へ。

ぶら下がってるのは乳腺腫瘍。

手術の予定は9日後の25日。

それまでは、大きな腫瘍はぶら下げたままです。

瀕死ではないけど、いつ容態が変わるかはわかりません。

 

 

 

腫瘍独特の臭い、不二子自身もフケだらけで臭います。

先生に「シャンプーしていいよ」とあっさりOKもらっていたので、

恐る恐るシャンプーして、絡まってる毛はカットしました。

腫瘍は膿んでぐちゅぐちゅなので、

とりあえずこのスタイルでしばらく過ごしてもらうことに。

トイレシートで腫瘍をくるんで、ガムテープでくっつけます。

そして大きめにゴムを入れて縫ったカバーを装着。

 

 

↑これは失敗ですぐ脱げました。

ネットで(術前ですが)術後服を検索して作ってみました。

作ったといってもはさみでチョキチョキしただけです。

 

 

シートは1日数回交換します。

交換しているときはじっとしています。

そして、オスワリ、オテ、オカワリ、マテ、モッテキテができる不二子。

教えた飼い主がいたんですよね。

1週間ほどで私の家も覚えました。

きっとものすごく遠いところに棄てられたんだと思います。

お散歩コースくらいなら、絶対に帰ってこれるから。

不二子はとても頭がいいのです。

ボランティア仲間からは某所から早く出たくて、

瀕死のフリした女優と言われていました(笑)

 

看取り覚悟と言われた不二子は、

我が家に来てからぐんぐん生気を取り戻し、

体も心も元気になっていきました。

 

腫瘍の影響で貧血気味なので、

お散歩は気分転換程度。

ぶら下げてるものが大きすぎて、

ご近所さんに「赤ちゃんいるの?」と言われてました。

初めは私にもオットにも不信感。

攻撃はしないけど、近寄ってもこない。

あ、これは今も一緒ですね(笑)

けど、顔つきが違います。

 

そしていよいよ手術。

人間だったらどれくらい入院するんだろう…

不二子は1泊2日で帰ってきました。

傷口が痛々しい。

 

 

術後の経過も良く抜糸をして、

 

 
トリミングに連れて行ってもらいました。
 

瀕死と言われた不二子はシニアだけど里親さんを募集することに。

私にとっては3匹目の預かりボランティア。

里親さんを募集することになって、

私の気持ちがざわつきます。

《不二子を迎えたい。》

でも、我が家にはすでにゴルゴとルパンがいます。

3匹目迎えて、預かりボラ継続できる?

そして、犬と暮らすということはお金がかかります。

下世話と言われても、

混合ワクチン、狂犬病ワクチン、フィラリア、フード、トリミングその他もろもろ

そして、シニアで腫瘍があった不二子。

これからどれだけ病院に通うことになるのかわかりません。

 

 
 

初めてオットに相談した時、何て言われたんだっけなぁ。

「迎えたらいいやん」って即答されたんだっけなぁ…。

覚えてないです(笑)

そして、私の母に相談。

不二子の里親になってもらうことに。

母と私の家は歩いて3分の距離。

不二子の面倒は私が見る。

お世話もお金も…。

不二子を迎えることになったので、

私はお気楽専業主婦から、パートに行くことに。

そしてまもなく、母を取り巻く環境がかわり不二子は我が家に。

 

 

 元気になるとともに、表情も毛並みも変わっていきます。

もう同じ犬とは思えないですね。

 

 

毛を伸ばして編みこみしたり、

 

 
 

気は強いですが、普段はおっとり不二子。

ゴルゴとルパンとも仲良く過ごします。

 

 
後から来た猫のぐりとぐらは不二子をお母さんと思ってるんかな。
 
 
犬と一緒に行けるバスツアーに参加したり、
 
 

プロのカメラマンに写真とってもらったり

 

 

偶然に偶然が重なり、不二子には奇跡が起きました。

あの日たまたま予定がなくて、たまたま誘ってもらって、たまたま向かった某所。

瀕死で看取り覚悟と言われた不二子は生きています。

棄てられたので誕生日も年齢もわかりません。

 

2015年時点で推定10歳以上

あれから3年なので若くみて13歳。

でも、あのとき13歳なら今は16歳。

 

予想通りと言いますか…

去年から病院へ行くことが増えて、

南の島行けるってくらい夫婦で不二子に貢いでいます。

いいよ、いいよ。少しでも穏やかに過ごせるなら。

いくらでも貢ぎますよ。

だから長生きしてよ。

 

シニアで迎えても信頼関係は築けます。

もちろん名前も飼主も覚えます。

一緒に暮らせる時間は短いかもしれない。

そう考えると胸がきゅうってなるけど、

不二子が穏やかに不安なく暮らせるならそれでいい。

 

短くても濃ゆーい時間を過ごしていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついでに寄ったラコリーナ近江八幡
クラブハリエもたねやも好きだけど、
そんな特別感はなかったけれど...。
思いの外テンションup(笑)



賞味期限本日中のバームクーヘン。


焼きたてのカステラ。




みたらし団子。



他にも買いたいもの食べたいものあったけどがまん。

また連れていってもらおう。



本当の目的はびわこアウトドアフェスタ。
ステキな出会いと再会。
とても楽しいひとときでした。

お会いした皆様ありがとうございましたっ!

5月は楽しいことに盛りだくさんでした。
キャンピングカーのおかげで出会えた素敵な方々。



老犬の不二子も常に一緒にいられて安心。
もちろんルパンもゴルゴもずっと一緒。







ちくわごちそうになったり、
ラーメン食べたり、
コーヒー飲んだり、
チームくるくる集合したり、
夫婦でゲームしたり、
間近で見る富士山はCGみたいだし。







時系列も場所もバラバラだけど、
めっちゃ面白かった!!!




長距離運転してくれるオットにも感謝。
皆さんが変態なおかげで、
オットの許容移動距離がどんどん伸びていきます。
ありがとうございます。

また遊んでくださいねー。