埋まらない 開き続けた心の穴
空っぽのまま 憎悪に任せて身体が操られている
辺りは灰色の雲 足元汚れた靴が写り続ける
彷徨う姿は子鹿の様
はぐれた群を探すのも辞めて
行き先の無い旅を続けてる
独りに慣れながら
散々漏らした涙 窮屈な寂さの圧力も
徐々に薄れてく
忘れられないほどの痛み負ったって
息をしてる
顔も身体も心も身なりも
年老いて枯れて土に似る
膝づいて剃って這いで
地面が横に向いた時
近くで小刻みに鳴る新品のマジックテープ
純粋に溺れながらシワにまた笑顔でシワを作る
群を無くし慣れた小鹿も
最後は独りを避けれた安堵を
抱いて眠る