郷愁の | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

郷愁の

むかしむかし、
一緒にステージに立っていたゆたちゃんと言うサックス吹きがいた。
うちはSKAバンドだったから。
で、久しぶりに会ったゆたちゃんはやっぱりガラケーだった。
パソコンやっと買ったって言いながら全然使ってなさそうだった。
しかもメールアドレス、未だにボーダフォンだし。
LINEはやってないって言われた。
FacebookもTwitterもブログもやってないしmixiもしてなかった。
でもゆたちゃんはやっぱり最高だった。

あんな辛くてどうしようもないいやでいやでたまらなかった、
OverSkaDrives時代を乗り越えられたのは、ゆたちゃんのおかげだった。
その後O.S.D.になって本当にすごい経験をできたのは、そのおかげだった。

こうして何年離れていても久しぶりに会って何もかも話せる人がいるって、
本当幸せなことなんじゃないか実は。

ひんやりする(!)素材のかわいいやつまでくれた。
見たこと無いくらいかわいいものがあのお店は売っている。
私みたいなのが入ったらいけないんじゃないかっていっつもびびってる。


ロートレック荘事件/筒井康隆
とてもクラシックなミステリーなのかと思ったらそれほど古くなくて、
1990年に刊行された割には昭和の華麗なるニオイがぷんぷんした。
「そうだわ」「ってなもんだぜ」
みたいな。
そんな言葉遣いする人いなかっただろ絶対、ってそっちの方が気になって、
最後のびっくりポイントではそりゃあびっくりしたけどさ。
あと最後のネタばらしにわざわざ何頁何行目、みたいな解説まであって、
ますます昭和か!明治か!って思った。
そろそろ私の言葉遣いや服装だって昭和か!クラシックか!
ってきっと思われているんだけどさ。

絶望ノート/歌野晶午
読み進めるのが一番辛いのがイジメの描写。
それがずっと続くもんだからすごく嫌だった。
謎が解決されてもちっともスッキリしなかった。
なのに朝方意識を失うまで読み進めてしまった。