引き続き家出を繰り返す。
帰国したものの、家出ばっかりしている。
高等遊民って呼んでくれ。
鹿と遊んだり、
世界一おいしいカレーを求めて特急に乗ったりしている。
世界一おいしいカレーはインドのやつではなくて、
手羽元とココナツの入ったやつだ。
言っておくけれど、おいしいカレーなんてインドには、無い。
ところで、
一度だめだったからって、
その後もずっとシャッターを下ろしてしまっていてはもったいない。
直感みたいなものはもちろん1番信じるに値するけれど、
数字もデータもさっぱりな私には特に。
でもそんなのも長く生きていると変わっていったりするもの。
高校生の時、
魔のシングルライダー、
シングルビジター、
鉄の処女の次に過酷な拷問とも言える、
あの、思春期に1人ディズニーを体験してからマジで苦手だったあの夢の国は、
ちゃんとした人とちゃんと計画してちゃんと行けば、
こんなにおもしろいものだったのか。
子供の頃よく連れて行ってもらっていた時分は、
まだディズニーランド大好き!
お父さんお母さん、いい子にしてるからディズニー連れて行って!
私、プリンセスのお洋服着ていくのよ!
ミッキーちゃん♡ミニーちゃん♡
みたいなあの時分は、
チケットはアトラクションごとのABCのやつだった。
こんなもんは昭和生まれしか知らないのだろうけど。
だからそもそもファーストパスのシステムを理解しないし、
ショーが抽選とかも知らなかったし、
あれはまた一人で行っていたら地獄を見ていた。
無知は罪だ。
自分による自分への罪だ。
本当におかげさまで、
色んな事を知ることができた。
ファーストパスがあんなにも便利なことも、
スターツアーズは気持ち悪くなることも、
ビッグサンダーマウンテンは耳が痛いことも、
一歩間違えれば死んじゃうことも、
シャチじゃなくてチシャなのも、
スターツアーズは肩が痛いことも、
反乱軍がすぐ近くにいることも、
上手に回れば休日だってアトラクションに12も乗れることも、
プロジェクションマッピングのショーの抽選に当たるとあんなにもテンションが上がることも、
目の前で見るショーと花火はあんなにも壮大だったことも、
きっとあのまま苦手なままだったら知らなかった。
いやいややだやだ無理無理、とかって結構私最初から拒否るんだけど、
そうゆうのはもったいないなーと改めて思った。
感謝することばっかだ、どうせ。
久しぶりに会った色んな人たちから色々なことをまた教えてもらって、
相変わらずふらふら迷子の折に色んなヒントを頂いて、
おいしいものたくさん食べて飲んで、
普段の私はもっと不幸ぶって慰められたいのに、
座右の銘は自己憐憫、なはずなのに、
本当は感謝する様なことばっかで困る。
そして甥っ子が可愛すぎてもう私は代わりに死ねる。
何あれ、
あのかわいい生き物は何。
失踪者/カフカ

途中で終わる小説って初めて読んだわ。
しかも執筆途中で死んでしまって、とかではなくて、
何かもうこれいいや、違うやつ書ーこう!
って途中で筆者が投げ出したやつなんて、
本当初めて読んだ。
なぜそれを出版したのかもわからないし、
それでも意味もわからないくせに読み進めてしまうぐらいにはおもしろいし、
あくまでも途中までは。
で、ものすごく気持ちの悪いまま、
どうなるかも、
作者がどうするつもりだったのかもわからないまま、
そもそも途中で投げ出しているから、
どうするつもりもなかったんだろうけど、
だからどうにでもなるけど、
もうどうにもならない、
そんな作品なんて初めて読んだ。
高等遊民って呼んでくれ。
鹿と遊んだり、
世界一おいしいカレーを求めて特急に乗ったりしている。
世界一おいしいカレーはインドのやつではなくて、
手羽元とココナツの入ったやつだ。
言っておくけれど、おいしいカレーなんてインドには、無い。
ところで、
一度だめだったからって、
その後もずっとシャッターを下ろしてしまっていてはもったいない。
直感みたいなものはもちろん1番信じるに値するけれど、
数字もデータもさっぱりな私には特に。
でもそんなのも長く生きていると変わっていったりするもの。
高校生の時、
魔のシングルライダー、
シングルビジター、
鉄の処女の次に過酷な拷問とも言える、
あの、思春期に1人ディズニーを体験してからマジで苦手だったあの夢の国は、
ちゃんとした人とちゃんと計画してちゃんと行けば、
こんなにおもしろいものだったのか。

まだディズニーランド大好き!
お父さんお母さん、いい子にしてるからディズニー連れて行って!
私、プリンセスのお洋服着ていくのよ!
ミッキーちゃん♡ミニーちゃん♡
みたいなあの時分は、
チケットはアトラクションごとのABCのやつだった。
こんなもんは昭和生まれしか知らないのだろうけど。
だからそもそもファーストパスのシステムを理解しないし、
ショーが抽選とかも知らなかったし、
あれはまた一人で行っていたら地獄を見ていた。
無知は罪だ。
自分による自分への罪だ。
本当におかげさまで、
色んな事を知ることができた。
ファーストパスがあんなにも便利なことも、
スターツアーズは気持ち悪くなることも、
ビッグサンダーマウンテンは耳が痛いことも、
一歩間違えれば死んじゃうことも、
シャチじゃなくてチシャなのも、
スターツアーズは肩が痛いことも、
反乱軍がすぐ近くにいることも、
上手に回れば休日だってアトラクションに12も乗れることも、
プロジェクションマッピングのショーの抽選に当たるとあんなにもテンションが上がることも、
目の前で見るショーと花火はあんなにも壮大だったことも、
きっとあのまま苦手なままだったら知らなかった。
いやいややだやだ無理無理、とかって結構私最初から拒否るんだけど、
そうゆうのはもったいないなーと改めて思った。
感謝することばっかだ、どうせ。
久しぶりに会った色んな人たちから色々なことをまた教えてもらって、
相変わらずふらふら迷子の折に色んなヒントを頂いて、
おいしいものたくさん食べて飲んで、
普段の私はもっと不幸ぶって慰められたいのに、
座右の銘は自己憐憫、なはずなのに、
本当は感謝する様なことばっかで困る。
そして甥っ子が可愛すぎてもう私は代わりに死ねる。
何あれ、
あのかわいい生き物は何。
失踪者/カフカ

途中で終わる小説って初めて読んだわ。
しかも執筆途中で死んでしまって、とかではなくて、
何かもうこれいいや、違うやつ書ーこう!
って途中で筆者が投げ出したやつなんて、
本当初めて読んだ。
なぜそれを出版したのかもわからないし、
それでも意味もわからないくせに読み進めてしまうぐらいにはおもしろいし、
あくまでも途中までは。
で、ものすごく気持ちの悪いまま、
どうなるかも、
作者がどうするつもりだったのかもわからないまま、
そもそも途中で投げ出しているから、
どうするつもりもなかったんだろうけど、
だからどうにでもなるけど、
もうどうにもならない、
そんな作品なんて初めて読んだ。