インクレディブル ジャパン からの インディア
完璧な予定を立てて行った。
いつ、どこで、何を食べるのか完全に予定を立てた。
こっそりお友達の結婚式で日本に帰った。
滞在はたったの3日。
実家に寄る事もなく、
やっと髪を切って、
ガサガサになってしまった指先をネイルして、
会いたい人に会って、
食べたいものだけを食べて、
結婚式で、そのためにまた作った曲を歌って、
梅酒で酔っ払ってまたすぐインドに戻った。

いつだって帰って来れる。

全然いつだって戻って来れる。

っていつだって思わせてくれる。

感謝だ。
さとうのメンチカツに、

やまやの明太子食べ放題、

すしざんまい(ごちそうさまでした)

モスライスバーガー海鮮かきあげ、
クアアイナ、

とんかつ。

夢にまで見た。
インドであまりにもおいしいものがなくって、
ひたすら義務みたいに野菜や絞めたばかりの鶏を食べるのだけれど、
そんなにたくさん食べたいとも思えないものだから、
すっかり胃が小さくなってしまってから、
しょうもないものを一口たりとも入れたくなかった。
私の住むマハラシュトラ州で最近、
つい最近、
牛肉が完全違法になった。
持っているだけで禁固刑になった。
だから日本でたくさん食べました。
どこまでも近くて遠い日本と、
そこまでもイミフのインドと。
それから他には、人生で初めて東大の赤門をくぐった。

活字と学問に改めて途方も無い恋をした。
あとは、国際免許を取得した。
国際免許を取りに行ったら、
そもそもお前免許切れてますよ出直して来い。
って言われた。
インドにいたせいで今が平成何年か忘れていた。
海外にいたことで許してもらえて、
急遽失効した免許を取り直した。
1回だけ謎のスピード違反があったらしく、
1時間の講習を受けて無事、
泊まっていた都心のホテルの住所で免許証が発行された
住民票が無いせいでホテルの住所になった。
か、かっこいい。
私。
はっきり言って私の住所でも何でもないから余裕で晒せる。
しかし写真が気持ち悪すぎて晒せない。
最近の免許更新は、
「カラコンかディファインつけてますか?」
って聞かれる。
カラコンですか?
って聞かれたらそれはNOと強く言えるけれども、
ディファインですか?
と聞かれたらそれはNOって言えない。
コンタクトを取られて本当に何も見えないまま三白眼で写った写真が、
犯罪者並みに怖い。
そして住所がかりそめのホテル。
真っ当に生きていたいのに。
自分の日本国内での最も有効なIDが怖い顔でかりそめの住所。
無事、国際免許証も取得できました。
これで無敵だ。
どこでも行ける。
どこだって行ける。
今まで日本以外では、チッタウルガルやハンピでふざけてオートを運転させてもらったのと、
たぶん公道じゃない様なインドの田舎で無免ノーヘル飲酒で乗ったぐらいですが、
もうこれがあればちゃんとしたドライバーになれる。
気を引き締めて運転をしたいと思います。
これと、パスポートと魔法のカードだけ握り締めて、
真っ当に生きていたいのにとのたうちまわりながら、
また真っ当とは言えない様な場所へ。
それでも心臓が脈を打ってしまうものだから仕方ない。
行くしかない。
ちなみにインドに戻る際、
成田のパスポートコントロールで、
すっぴんだった私は担当のお兄さんに
「ん?!・・・これは・・・なかなか・・・ですね・・・まあいっか」
と言われました。
いいのか?
本当にそれでいいのか?
ベイマックス/ ドン・ホール+クリス・ウィリアムズ監督

アナ雪以来のディズニー映画。
超かわいかったし。
ところで私、シンデレラとか眠れる森のなんとかとか、
クラシック作品はもちろん、
美女と野獣からたぶん全部集めて、
かき集めてきたけれど、
日本の主人公って初めて、で合っていますか。
初めての日本の主人公が少年だったことに少しがっかりする。
ムーランだってちゃんとお姫だったのに。
ジャスミンだってポカホンタスだってあの白人至上主義の壁を打ち破って、
もはやロビンフッドのマリアンなんてキツネなのに、
女狐なのにヒロインを勝ち取ったのに、
日本人はいまだにディズニープリンセスになれていない。
どんな風に映っているんだか。
日本人は。
2年日本を離れてもまだよくわからない。
いつ、どこで、何を食べるのか完全に予定を立てた。
こっそりお友達の結婚式で日本に帰った。
滞在はたったの3日。
実家に寄る事もなく、
やっと髪を切って、
ガサガサになってしまった指先をネイルして、
会いたい人に会って、
食べたいものだけを食べて、
結婚式で、そのためにまた作った曲を歌って、
梅酒で酔っ払ってまたすぐインドに戻った。

いつだって帰って来れる。

全然いつだって戻って来れる。

っていつだって思わせてくれる。

感謝だ。
さとうのメンチカツに、

やまやの明太子食べ放題、

すしざんまい(ごちそうさまでした)

モスライスバーガー海鮮かきあげ、
クアアイナ、

とんかつ。

夢にまで見た。
インドであまりにもおいしいものがなくって、
ひたすら義務みたいに野菜や絞めたばかりの鶏を食べるのだけれど、
そんなにたくさん食べたいとも思えないものだから、
すっかり胃が小さくなってしまってから、
しょうもないものを一口たりとも入れたくなかった。
私の住むマハラシュトラ州で最近、
つい最近、
牛肉が完全違法になった。
持っているだけで禁固刑になった。
だから日本でたくさん食べました。
どこまでも近くて遠い日本と、
そこまでもイミフのインドと。
それから他には、人生で初めて東大の赤門をくぐった。

活字と学問に改めて途方も無い恋をした。
あとは、国際免許を取得した。
国際免許を取りに行ったら、
そもそもお前免許切れてますよ出直して来い。
って言われた。
インドにいたせいで今が平成何年か忘れていた。
海外にいたことで許してもらえて、
急遽失効した免許を取り直した。
1回だけ謎のスピード違反があったらしく、
1時間の講習を受けて無事、
泊まっていた都心のホテルの住所で免許証が発行された
住民票が無いせいでホテルの住所になった。
か、かっこいい。
私。
はっきり言って私の住所でも何でもないから余裕で晒せる。
しかし写真が気持ち悪すぎて晒せない。
最近の免許更新は、
「カラコンかディファインつけてますか?」
って聞かれる。
カラコンですか?
って聞かれたらそれはNOと強く言えるけれども、
ディファインですか?
と聞かれたらそれはNOって言えない。
コンタクトを取られて本当に何も見えないまま三白眼で写った写真が、
犯罪者並みに怖い。
そして住所がかりそめのホテル。
真っ当に生きていたいのに。
自分の日本国内での最も有効なIDが怖い顔でかりそめの住所。
無事、国際免許証も取得できました。
これで無敵だ。
どこでも行ける。
どこだって行ける。
今まで日本以外では、チッタウルガルやハンピでふざけてオートを運転させてもらったのと、
たぶん公道じゃない様なインドの田舎で無免ノーヘル飲酒で乗ったぐらいですが、
もうこれがあればちゃんとしたドライバーになれる。
気を引き締めて運転をしたいと思います。
これと、パスポートと魔法のカードだけ握り締めて、
真っ当に生きていたいのにとのたうちまわりながら、
また真っ当とは言えない様な場所へ。
それでも心臓が脈を打ってしまうものだから仕方ない。
行くしかない。
ちなみにインドに戻る際、
成田のパスポートコントロールで、
すっぴんだった私は担当のお兄さんに
「ん?!・・・これは・・・なかなか・・・ですね・・・まあいっか」
と言われました。
いいのか?
本当にそれでいいのか?
ベイマックス/ ドン・ホール+クリス・ウィリアムズ監督

アナ雪以来のディズニー映画。
超かわいかったし。
ところで私、シンデレラとか眠れる森のなんとかとか、
クラシック作品はもちろん、
美女と野獣からたぶん全部集めて、
かき集めてきたけれど、
日本の主人公って初めて、で合っていますか。
初めての日本の主人公が少年だったことに少しがっかりする。
ムーランだってちゃんとお姫だったのに。
ジャスミンだってポカホンタスだってあの白人至上主義の壁を打ち破って、
もはやロビンフッドのマリアンなんてキツネなのに、
女狐なのにヒロインを勝ち取ったのに、
日本人はいまだにディズニープリンセスになれていない。
どんな風に映っているんだか。
日本人は。
2年日本を離れてもまだよくわからない。