キャンプだほい その2 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

キャンプだほい その2



テントどころかもう小屋になった。
洗濯物だって干している。

もう勝手にしてくれ。
勝手にしてくれていい。

勝手にしてくれていいから、だからせめて、
人が捨てたゴミを漁らないで。

ゴミ集積場ですごい親切そうに受け取ってくれるのは良いのだけれど、
それをお願いだから開けないで。
せめて私が見えなくなってからにして。
ほんとそこ良い物入ってないから。
マジで自分の捨てたゴミ目の前でひっくり返されるって嫌がらせありますか。

中世ヨーロッパで、火あぶり、アイアンメイデンこと鉄の処女、
この2つと並んで3大拷問の一つと民衆に恐れられた、
目の前でゴミをひっくり返される刑。
拷問です。

つらすぎる。

そしてもう暑さでちょっと死ぬんじゃないかって思ってる。
裸体でも暑いもんだから皮膚からめくってしまいたい。
血でも何でも流れてしまえば良い。
もう知らん。
温度計も無いしもう何度かもわからない。

ほんとにつらい。
暑い。

ホームシックですホームシック。


夜中に花火。
きれいだったけど理由が全然わからないし誰もわからないって言う。

あと暑い。


にょにょっ記/穂村弘

詩集とかエッセイは先述の通り範疇外なのでほとんど読まない。
のでこれは人に借りたやつ。
おっさんが書いたとは思えないふわふわした感じの、
人によっては日常を切り取ったらこんな風に見えるのか、
そうか。
花が咲いて季節が遷り変わって、
一緒にいる人が変わってって、
あまりにも毎日めまぐるしいものだから、
見過ごしてしまう様なことがたくさんあって、
でもこんな風に安らかに静かに色んなものを、
自分の周りのものを見つめられたら幸せだろうな、と思う。
静かな何も無い日常に溢れている幸せを、
ちゃんと気付けて愛でていかなあかんってわかってる。
そうなの。
わかってるの。
でもそんなふわふわした気持ちでいられるのなんて、
日本とかそう言う場所で、限定ですけどね。
汗だくで道端のハイビスカスがかわいいな♡って見上げてたら
汗だくで足下のフタの壊れたマンホールに落ちかけて、
汗だくでずっこけた所で、
後ろから来た車に思い切りクラクション鳴らされて、
汗だくで、
そんなだから。