ここはインドじゃない。グランドハイアットだ。 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

ここはインドじゃない。グランドハイアットだ。

年越し以来久しぶりにサンタクルズのグランドハイアットへ、
Fifty Five Eastで、食べ放題してきた。
ビュッフェって言い方もできるけど食べ放題のが言いやすい。



ここはムンバイでお寿司が食べられる貴重な場所。
あと甘すぎないスウィーツがあるので、
お寿司とか天ぷらとかラーメンとか死ぬほど食べたあと、
クリームブリュレを3つ、パンナコッタを3ついった。
苦しくて毎回ここに行くと吐きそうになる。
今まで何回も行ったけれども、例外なく後悔する。
一時的な感情に流されて、欲望に流されて、
その時は一生懸命だったの、ただ好きだったの。
彼のことしか考えられなかったの。
だって好きだったから。
だけど冷静になってみたら、あたし、ばかだった。
みたいな感じに似ている。

人はこうやって繰り返して行くのか。

そしてビールとサングリアは飲み放題で付いているのに、
ソフトドリンクは有料って言う謎のレストランで、毎回必ず日本人が何組かいる。

だいたい私も日本人と一緒にここには来る。

ちょうど1週間ほど前に、新しい日本人シェフが入ったということで紹介された。
もともとお寿司のカウンターに日本人がいたんだけれども、
あまりにも日本のお客さんが多いものだから、増やしてーん、と
インド人のシェフのボスみたいな人が、わざわざ座席に連れてきてくれた。

「焼き鳥とか増やすからねっ!」て言っていた。
ありがてえありがてえ。

その新人シェフは血色の良い若者だったんだけれども、
これからこの毎日がサバイバルなところで強くたくましく生きて下さい。

和食っぽいものを出すお店はムンバイにいくつかあって、
一番有名なのはタージパレスのWASABIとか言うお寿司屋さん、
(高すぎて入れないしお寿司みたいな素材命なものにムンバイでそんなお金出せない)
あとはBandraの「幸福」「アオイ」「Global Fusion」「NomNom」はどれもあくまでも
和食っぽいってだけで何か間違っている。

巻きずしの海苔とお米が逆だったり、
揚げ衣が何かの木の実みたいなだったり、
コロッケに牛肉が入っていなかったり、
それでもどこに行ったって和食は人気みたいで、どこもべらぼうに高いのに賑わっている。

おせんべいなんかを会社に持ち込むとちょっとした取り合いになる。

おせんべいはライスクラッカーって言うそうだ。
なるほど。

でも梅干しは評判が悪い。
「ノットおいしいー(´ε`;)」って言われる。
あのおいしさをわかるのはたぶん難しいのね。
二度とインド人にはあげない。

そろそろ選挙で外が毎日騒がしい。
候補者とか全くわからんけど、
もう少し和食とか日本の食材を輸入するって言う法律を作って欲しい。

今日だって郷に入っては郷に従えに真っ向から立ち向かっている。


居眠り・ムスリムのインド人版。