安保法案反対!「対米自立・民族自決~富ヶ谷デモ」 報告 | 徹通塾・芝田晴彦のブログ

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民族自決 戦後体制打破
基地問題を考える愛国者連絡会 / 自由アジア連帯東京会議

本日、『安保法案反対!「対米自立・民族自決~富ヶ谷デモ」』を決行した。




主旨は前回記事
http://ameblo.jp/oscarexpress/entry-12069896424.html
にも書いたが、一つは対米自立・民族自決・自主国防体制の構築を訴え続ける民族社会運動の立場から、安保法案反対を訴えること、もう一つは同法案を強行する安倍首相に抗議の声を直接届けるべく、首相私邸がある渋谷区富ヶ谷一丁目を目的地としたデモを行うことであった。

参加者は40名。リベラル市民運動としては少ないが、民族社会運動側からの呼び掛けのデモとしては十分な数が集まった。顔ぶれも自主憲法制定派から9条~護憲派まで様々。






以下、デモ中に読み上げた街宣文。


ご通行中の皆様、ご近隣の方々、大変お騒がせしております。

今、参議院で審議中の安保法案は、「安全保障」とは名ばかりの、アメリカ従属、自衛隊の米軍傭兵化を推し進めるものであり、対米自立・民族自決を唱える我々民族社会運動の立場からはとても容認出来ません。


安保法制、並びに自衛隊の海外派兵は十分な国民的合意が得られなければならないにも関らず、今回安倍首相は米国との約束を最優先し、多くの国民が反対の声を上げる中、売国法案成立に邁進しています。


わが国・日本が戦後体制からの脱却を遂げる為に必要なのは、安倍内閣が推し進める『安保法案』などの成立に賛同することではありません。不平等な日米安保条約の改定、並びに日米地位協定破棄を実現するのが最優先です。


戦後70年、果たしてわが国・日本は主権国家としての真の自立を成し得たのでしょうか? 今、参議院では安保法制の審議が行われていますが、憲法も変えないままに、自衛隊をアメリカの下請けとして海外に送り出すこの法案は、正に売国法案と呼ばざるを得ません。自衛隊は米軍の傭兵ではありません。安保法案の成立こそ、正に『戦後レジュームの完成』であります。


更に。沖縄の辺野古では、新たにアメリカに差し出すべく、海兵隊の基地の建設が強行されています。ところが。北方領土や尖閣諸島、竹島で一度たりとも米軍、特に海兵隊が役に立ったことがありますか?


わが国・日本は世界第三位の経済力に見合った国防体制を構築し、『自分の国・領土は自分で護る』という姿勢を示せばいいだけの話です。沖縄県民にのみ、理不尽な負担を強いるのは本末転倒です。


私達『対米自立・民族自決デモ実行委員会』は、自衛隊の米軍の永久傭兵化につながる安保法案に反対し、更には沖縄の、或いは基地周辺の人達の平穏な暮らしを奪う米軍基地の縮小を訴えます。


自衛隊の、米軍傭兵化に直結する、安保法案は撤回せよ!

我々の領土は我々で護る。在日米軍は日本から出て行け!

国民の声を聞かない安倍首相は、即刻辞任せよ!

対米従属の根源である日米安保、地位協定は改定せよ!

安保法案反対! 安倍首相は辞任せよ!




デモ終了後、参加者は安倍首相私邸の警備側阻止線に対峙集結し、一水会・木村代表が拡声器で抗議の怒号を飛ばす下、一同も「安保法案反対!」「安倍首相は退陣せよ!」と声を上げた。

道中、日章旗を先頭に押し抱き行進していたせいか、当方を「ヘイトデモ」と勘違いして抗議してきた若者一名があったことを付け加えておく。



(H27.9.7追加)
安保法案反対!対米自立・民族自決デモin富ヶ谷/安倍首相私邸抗議 - 2015.9.6 https://youtu.be/sc8JNFbC7iw @YouTubeさんから