一応美大にいるので、
日常の中でそういった類いの事を試される機会がしばしあります。
その度に私は、

あ、自分って本当センスないな。

って思います。

なんか謙遜とかでは全くなく、
本当にそう思うんですよ。
斬新な感覚や、人を引き寄せる様なセンスはもちろん、
既存のそれにすら値しない。

もう表現とか向いてないよな。

って思うけど、
何故かやめようとは思わないから不思議なものです。

3月も今日で終わり

という事で、引きこもり生活も今日で終わりにしたい

無理だよねー、うん



昼時だからと言う理由だけで
空腹ではない胃に軽く食べ物を入れる

胃が痛くなるから飲めなかったコーヒーが
近頃飲めるようになった
そのせいか最近はコーヒー派だ

食後のコーヒーをおとす
少し気遣うつもりでミルクを入れるのを忘れない

マグカップからゆらりとあがる湯気に
愛おしさを感じるのは
冬の好きな光景の一つだ
その湯気の誘う先は
いつだってほんの少しの幸福だから

窓を開けて煙草に火をつける
冬の外気は何時もよりも煙の白を濃く浮きだたせる
吐く息も白く
マグカップからの湯気も白い
冬の色だと感じさせる

晴れた空から小さな白い粒が風に舞ってやってきた
煙草の灰かと思ったら
それは冬の象徴で
思わず顔が緩む
煙草の火を消す頃にはやんだ刹那の来訪は
夢なんかではなかったと信じたいが
その証拠は溶けて消えてしまった

マグカップからはもう湯気はあがっていない


小さな幸せのあとの
小さな虚しさ







---------


さっき煙草吸ってたときに
ちらつくの手前ぐらい雪が降って嬉しかったので
朝日が昇る時間に起きたはずなのに、
今まで何をしていたのか朧げで、
一日というものをまた浪費してしまった事だけを理解する。

家を出て行ったあの日から、
次第に物置のようになっていっている自室を何となく片付け、
暖房を付けずに冷えきった体を抱えながら過ごす。

父と母、祖母、それから叔母一家に、
元気で居るのだと笑顔を振りまき暮らしているのは疲れる。
誰かの胸に顔を押し付けて抱きしめてもらいたい訳ではないが、
頭を二度叩かれるくらいの労いは欲しい。
そんなもの誰もくれないと知りながら、
そんな妄想をする事が、
今の私を救っているだなんて。

いつから私はこんなに薄っぺらになったのか。
いや、元々薄っぺらいのに、
虚勢をはっていただけか。

なんてつまらないんだろう。