今日のやっちまった現場。
敷地掘削中にとんでもないところから、使用中の水道管が出てきまして、重機でひっかけて破損。
まあ、これくらいは現場でたまにあることなので、すぐに水道屋さんを手配して、ものの10分くらいで無事復旧しました。しかし、問題はそこから。
水道を出してみても、水圧が上がらない。
原因はおそらく水道管に入った泥がストレーナーに詰まってりることが多いというので、水道メーターまで取り外してみるも、泥のつまりはなし。原因がよくわからないまま時間だけが過ぎていき困ったことに・・・。
そんなことしているうちに、自分が現場を歩き回って全体の俯瞰写真を撮ろうと掘削した土砂の上に登ってみる。外観は全く異常なく普通の土砂の山。山の頂上付近に足を踏み出した途端、左足一本丸々土砂の中に埋まってしまいました。
なんと、外観ではわからなかったけど、内部では原因のわからなかった漏水個所から水が噴き出しており、土砂の内部はまるで田んぼの泥のようでした。
漏水箇所の上に土砂が被ってたので見た目は全く分からず、ズボンが泥だらけになってしまいました。
劣化の種類に白ありによる劣化、地盤の沈下による劣化、住むこと
による経年劣化、断熱材の劣化など様々な要因が存在します。
以下に、それぞれの劣化の原因と事象を挙げてみます。
現在、日本には野生種も含め合計で17種類の白ありが生息して
いるといわれています。その多くは森の中や人間生活に関係ない
場所で繁殖していますが、我々の生活を脅かす白ありは3種類いま
す。一つ目は「ヤマトシロアリ」。これは寒冷地を除きほぼ
日本全土に生息し、建物の被害の多くはこのヤマトシロアリに
よるものが多いです。土の中や湿った木材を非常に好み建物の
被害は床下に集中することが多いです。一つの巣穴内に2~3万匹
の固体が存在します。
二つ目は「イエシロアリ」。これは本州千葉以西の太平洋から瀬戸
内海にかけての沿岸地域、四国、九州、沖縄などに生息します。
イエシロアリの被害は建物の床下にとどまらず、建物の2階の梁など
上部構造にまで及び、建物にとって極めて深刻な被害を及ぼす危険
種です。地中などに巨大な巣をつくり、一つの巣穴の個体数は
数百万匹とも言われています。
三つ目は、ニューフェイスの「アメリカカンザイ
シロアリ」。名前が示すとおり、アメリカから侵入してきた外来種です。
これまでに、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、和歌山、広島、鹿児島
などで発見され、年々生息域を広げている要注意種です。土の中には
巣を作らず、乾いた木材を好むため、今までの常識の「湿った環
境=白あり」が通じない固体です。こちらも建物全体に被害を及ぼす
厄介な種です。一つの巣の中には2000~3000の固体しか存在しま
せんが、外来種らしく体が大きいのが特徴です。建物の周りに伐採
した木や根っこを放置している場合などは、格好の白ありの住処に
なります。ここは白ありの住処になるだけでなく、周辺に白ありを
拡散する基地ともなってしまいますので、敷地内にこのような木は
残すべきではありません。
次に、地盤の沈下による劣化です。第1回目にも書きましたが、
土地の強さを測る地盤調査が事実上義務化されたのが平成12年から
です。それまでは設計者の経験に基づき基礎を設計していました
のでどうしても地盤沈下などの被害が発生する場合があります。
建物が全体的に沈む分にはまだましなほうですが、厄介なのは
不同沈下といわれる現象です。これは、建物が不均一に沈む現象
を指し、これが発生すると基礎が割れたり、外壁が割れるなどの
被害が建物に現れます。もちろんこれは建物にとっては深刻な
被害です。基礎が割れると建物の重さが安全に地盤に伝わり
ませんし、外壁が割れると雨漏りの原因にもなります。
次は住むことによる経年劣化です。これはクロスが剥がれた
とか、床が傷ついたなどの仕上の劣化ではなく、建物の耐震性
に被害を及ぼす可能性のある劣化を言います。具体的には長い
こと使った配管から水漏れが発生したり、日常生活に発生する
水蒸気などによる壁の中の結露などが上げられます。
結論:見るからに老朽化していたり、腐ったり、白ありを
見かけたら耐震診断をするべき
当社のHPアドレス
http://navi.nikkori-house.jp/myhomenet/tab5/tabid/59/Default.aspx
建物は時間がたつにつれて劣化が進みます。劣化の原因としては太陽光線による劣化、雨漏りによる劣化、白ありによる劣化、地盤の沈下による劣化、住むことによる経年劣化、断熱材の劣化など様々な要因が存在します。
以下に、それぞれの劣化の原因と事象を挙げてみます。
まずは太陽光線による劣化。太陽光線に含まれる紫外線により建築物の材料はダメージを受けます。外部では外壁材の塗料の塗膜や外壁材自体も劣化が進みます。屋根材は、瓦は紫外線による劣化はほとんど受けませんが、セメント系の屋根材や、ガルバリウムなどの金属系の屋根などは、仕上に塗料が塗ってあるのでやはり紫外線による劣化を受けてしまいます。塗膜の劣化を見分ける方法は、日当たりのいい南か東の外壁面を手で触って、手にチョークのような白い粉がついてくると「チョーキング」といい劣化の初期段階です。また、昔の外壁材でモルタルというセメントを現場で塗上げた仕上は、長年のストレスでヒビが入っていることがあります。これはセメント自体の収縮によるものや、地震の揺れによるものなど様々な原因が考えられます。微細なヒビならば問題にはなりませんが、目視できるほどの大きなヒビになってくると、そこから雨漏りが発生するなどの二次被害が発生する可能性があります。
次に、雨漏りによる劣化。先ほども書いたとおり、外壁のひび割れから雨水が浸入したり、屋根の止水措置が劣化によって機能してこなくなると雨漏りのリスクが発生します。構造躯体内に侵入した雨漏りは、日常生活では発見することが非常に難しく、逆に室内で雨漏りが分かるほどの量になると、相当深刻な場合があります。一つの見分け方としては、外から目視して屋根の軒先が波打っている場合です。水は当たり前ですが、高いところから低いところに流れるので、屋根の一番低いところの軒先に劣化が出る場合があります。また、室内に雨が侵入するような場合でも、その真上が雨漏りの原因箇所とは限らずに、数メートルも離れた場所から梁や柱などを伝ってくることがあります。短期間の雨漏りであれば直ぐに補修工事を行い事なきを得ますが、長期にわたると、構造体の腐朽、断熱材のカビなどを目に見えない壁の中で発生させることもあります。構造体の腐朽の一つの見分け方は、ちょっと大変かもしれませんが床下にもぐってみることです。先ほども書いたとおり、水は最終的には下に流れてきますので、土台の部分が大きくダメージを受ける可能性があります。床下で土台をハンマーなどで叩いてみて、中が密な感じがすれば問題ないですが、ちょっとスカスカした感じの音が返ってくると内部が腐朽している可能性があります。
一度に書ききらないので、次回に第二回目を書きます。
結論:次回の二回目に持ち越します
家族構成の変化やライフスタイルの変化、あるいは建物の劣化により増築を行うことがあるかもしれません。
具体的に言うと、子供部屋がないので子供部屋を増築した。
リビングが手狭になったので、隣の部屋とつなげて広くした。
両親と同居することになり、横に部屋をつなげて増築した。
こんな事例は良く聞く話です。一つ一つ具体例を挙げながら見ていきましょう。
例えば子供部屋を増築した場合。日本の住宅の多くは2階以上に子供部屋を配置する場合が多く、増築時にも当然そう考えるかもしれません。しかしながら、新築した当時は2階に部屋ができることなど想定せずに構造を検討します。後で付け足すとなると、いわゆる「頭でっかち」な建物になりかねません。頭でっかちな建築物は地震の時に不安定な動きをします。これを防ぐためには全体の構造を見直しつつ増築する必要があります。
次にリビングを広げた場合。ただでさえリビングは大きな空間のため、構造上建物に無理がかかりやすい場所です。ここに間取りの変化に合わせて、柱や壁を撤去してしまった。ことを考えて見ましょう。
壁を撤去すると、もしかしたらその壁が耐力壁といって地震時に建物を支える重要な壁の可能性もあります。耐力壁はどこに配置してもいいというものでもなく、綿密な計算に基づいて建物が地震時にもねじれないように配置してあります(前回の偏心率を参照)。この耐力壁の位置が変わると建物の安定性が損なわれます。リビングの壁を壊して、ちょっと離れた場所の壁を補強するなどと安直な工事をすることは危険です。
柱を撤去した場合は、建物の構造をよく検討せずに2階の重さを支えきれなくなった可能性もあります。建築物の自重を支えるのは、上下の力の釣り合いです。具体的に言うと、重たい屋根からスタートし、屋根の重さは垂木というおよそ40cmくらいの間隔で入っている角材に伝わります。垂木より上の重さは母屋というおよそ90cmくらいの間隔で垂木と直角に入っている角材に伝わります。母屋より上の重さは束という短い柱を介して小屋梁に伝わります。小屋梁はその太さで小屋梁より上の重さを必死に支えるわけですが、
我々設計や施工に関わるものは、このような力の伝達が以下にスムーズにいき、無理のない構造計画になるように心がけています。しかし、構造に不慣れな業者だったり、力の伝達をよく理解してない人間が設計や施工を行うと、もともと柱がある状態で安定していた建物を柱がなくなることにより上下の力の伝達がスムーズに行かなくなり、結果梁に大きなストレスを与えることにもなりかねません。最悪の場合は梁が上からの力に抵抗できなくなり破壊されてしまうこともありえます。
最後に、横に部屋を増築する場合です。建築基準法が見直されるたびに建物の強度も強くなってきており、法改正前と後では建物の構造的な部分が異なります。建物には地震などの揺れによって発生する固有の周期があり構造部が異なるとこの周期も異なる場合があります。2つの建物が違う周期で振動すると破壊させる危険があります。そのため構造が異なる建物は構造的に独立しておくように工夫がされています。よくマンションや学校などの渡り廊下などで、床や壁の部分にステンレスなどの素材が埋め込まれている場合がありますが、まさにこれが構造的に切り離している工夫です。
結論:増築時に必要な手続を省略したり、増築を複数回行っている。あるいは増築時に柱や壁を撤去してあれば耐震診断を受けるべき
我々は毎日が災害のリスクにさらされています。
人間にとって災害はストレスに感じると同様に建物にとっては深刻な被害を与えます。
構造耐力上、建物にとって深刻な被害を及ぼす災害を見ていきましょう。
まずは、床下浸水。最近は都市部におけるゲリラ豪雨などものすごい量の雨が、短時間にまとめて降ることも珍しくありません。雨水処理の計算上の限度を超える雨が降ると、水が道路や地面にあふれて来ます。あふれた水が床下などに流入してくると床下浸水です。普段の生活では床下など見る機会がありませんが、そもそも床下の基礎は溜まった水を排水するという機能を想定してないので長時間にわたり水が溜まった状態になってしまいます。床下にも、構造上重要な部分があるので、注意が必要です。
次に建物火災。火災による延焼は目に見える部分だけとは限りません。ほとんどの住宅は壁の中が中空になっておりその空間を通って火が広がっている可能性もあります。木材は表面が焼け焦げると炭ができ、内部までは燃えきらない素材でもありますが、こうなったら構造上の強度はなくなってしまいます。ちょっとしたボヤ程度の火災を起こし、表面上のわずかな修復だけで済ませてしまっている場合は注意が必要です。
次は、車などの突入事故。よくニュースなどで幹線道路沿いの住宅に車が飛び込んでいる事故の映像を目にします。車の事故の衝撃はすさまじいもので、家の柱や梁、頑丈な基礎コンクリート等もいとも簡単に破壊してしまいます。こうなると、構造的にはかなり深刻なダメージです。現在の建築は、構造部材の接合部などを金物などでがっちりと補強する建築が主流です。接合部の強度が強いと、ひとつの部材が壊れたときにそれにつられて他の部材まで壊している可能性もあります。こちらも目に見える表面的な補修で済ませると、建物が本来持っている強度を損なっている可能性があるので注意が必要です。
次は、がけの上や隣地などの土砂の崩落事故。大雨で地盤が緩んでいるときによく発生します。建物が土砂で埋まっている映像などをニュースでよく目にします。土砂が建物にあたる時には物凄い衝撃が建物にかかります。もちろんその衝撃から家族を守るのが建物の役割の一つであるので、立派に役割を果たしたといえるでしょう。でも、この状態は建物にとって大きなストレスです。構造体の破壊はもちろん、建物自体が動いている可能性もあります。また、河川の氾濫などで、基礎の下の土が流されているような状態もあります。当たり前ですが、建物はその下に安定的な地盤があるのを前提として設計します。その一部でもなくなってしまっている状態というのは非常に不安定で建物がゆがんでしまっている可能性があります。
最後に、大きな地震。最近は大きな地震が頻発し不安に思っている人もいると思います。一度の地震に耐えたからといって、建物が安全とは限りません。地震の揺れるエネルギーを建物の部材が壊れながら吸収する場合もありますので、大きな地震の後には必ず点検が必要になります。
結論:上記の災害に遭遇した建物は耐震診断を受けるべき
当社のHPアドレス
http://navi.nikkori-house.jp/myhomenet/tab5/tabid/59/Default.aspx
第二次世界大戦が終わってGHQにより創設され、当時は欧米、特にアメリカの住宅政策を基本として制定された法律です。
その後、細かい改定を経て昭和46年に布基礎に関する基準が制定。なぜ、基礎なのに「布」というかというと、反物をまっすぐ伸ばした状態がまっすぐな基礎と似ていることから布基礎といわれるようになったそうです。
そして、昭和56年5月(1981年5月)に建築基準法施行令の最初の大きな改定が行われました。それまでは1平方メートルあたりの壁の量が24cm(木造2階建ての一階部分)と規定されていたものが、この改定により1平方メートルあたり33cm(木造2階建ての一階部分)と大幅に強化されました。これは昭和53年(1978年)に起こった宮城県沖地震により耐震設計法が抜本的に見直されたことによります。この改定がいわゆる「新耐震設計基準」と今でも言われている基準であります。
木造住宅においては他にも、構造用合板や石膏ボードなど面材を張った壁が認められたことや、軸組みの種類や倍率が改定されました。
その後、平成12年(2000年)のミレニアムイヤーに二回目の大幅な建築基準法の改定が行われました。これは平成7年(1995年)の兵庫県南部地震、いわゆる阪神・淡路大震災により見直された基準です。阪神・淡路大震災においては昭和56年以降に建築された新耐震基準の建物の被害が少なかったことが報告されていますが、そのときの改定には反映されていない部位についての損壊もあわせて報告されました。
大きな損壊箇所は、激しい縦揺れにより柱が土台や梁から引抜けたり、建物の壁の配置バランスが偏ったことにより建物がねじれて倒壊したことなどが挙げられました。
これを解決するために、まず一つ目は筋交いの接合部や耐力壁の脇の柱の根本と頭の部分に金物が必要になったり、大きい引抜け力のかかる柱にはホールダウン金物という頑丈な金物が必要になりました。
二つ目は地震から建物を守る耐力壁の配置にバランス計算を求めるようになりました。具体的には建物の四辺にある壁をチェックしたり、壁の充足率をチェックしたり、専門的な計算としては「偏心率」という計算が必要になったりしました。偏心率とは「建物の平面形状の中心である重心」と「建物の強さの中心である剛心」の距離を測る計算で、これが小さいほど建物は安定しているといえます。
三つ目は地盤の強さにより基礎を選定することが求められるようになったので、地盤調査が事実上義務化となりました。意外にも建物の最も大事要素のひとつである地盤の強さが問題視されたのは平成12年以降とわりと最近なんですね。
以上のように建築基準法は制定以来大きな災害があるたびに改定がなされて現在に至っております。
結論:平成12年以前に建築した建物は耐震診断を受けるべき
当社のHPアドレス
http://navi.nikkori-house.jp/myhomenet/tab5/tabid/59/Default.aspx
お客様のリフォームの現場で、クレーン車が来るのならついでに伐採
を頼まれたイチョウの木です。
ご覧の通り、青々と新しい葉が芽吹いてきてますが、実はこれ1年半前
に伐採して、当社の工場にて保管してあったもの。
そのうち製材して、お客様の望む部材に仕上ようとしていたので、
自然の力に何とも驚かされました。
当社では、大きくなりすぎた樹木の伐採や伐根(根の撤去)も
承っております。
小さい木は、自分で登って切りますが、大きい木はサイズに応じて
5t~25tまでのクレーン車を手配して切ります。
いずれも、専門知識が必要なので、手に負えなくなった伐採は
専門家にご依頼ください。
また、強風により倒壊すると近隣に大きな被害が発生します。
これからの時期なら、葉も落ちて、枝の処分費も安くなりますから
気になる樹木がある場合には、ご相談ください。
数年前に建築したお客様から、浄化槽の排水の蓋を割ってしまった
との至急の電話があり、現場調査。
確かに、蓋が割れており、聞いてみると普段車を置かないのに、
今日はたまたま車を持ってきて置いたら
ハンドルをこじって「ばきっ」といういやな音とともに、割れたそう。
小さい子供もいるし、危ないので、「何か仮にふさぐ板ありませんか?」
と聞くと、買わなければないとのことでした。
「まー確かに、普通の住宅で普段から合板をストックしている家は
少ないよな」と妙に納得しながらも、我ながら間の抜けた質問でした。
そういうことであれば、当社から車で30分かけて合板を輸送し仮設置。
手間を考えると正直赤字ですが、こういうことを細かくやって行かな
いと、我々の存在意義は薄いと思っているので、むしろ大歓迎です。
何か困ったことがあれば直ぐに電話をいただいたお客様にも感謝!
今度は、耐荷重の蓋を設置することをお客様に提案して、
とりあえず帰社しました。
ちょっと寂しかったのが、新築工事中にまだ幼稚園児のお客様の
子供を、お昼休みとかに近くのおもちゃ屋さんとかに連れて行って
とても仲が良かったのに、数年経ったら私のことを忘れていました。







