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16歳で旅立った、愛する娘の記録


前にもブログに書いたが、
娘が、
お母さん、呼吸しているのに酸素が入っていかない感じで苦しい。
と言っていた

心療内科の先生に、何か原因があると思うから、様子を見るように言われていた。

自宅に帰って、ユックリ話しを聞いてみようかな。
と思い、帰りの車中では、パニック障害の話しはせずに、たわいのない話しをしていた。

家に着き、娘が誰かと電話している。
特にコソコソしてなかったから、
友達だろう。と気にも止めなかった

お母さん、先生(加害者先生)が病院行ったの知ってて、話し聞きたいから、今から車で来るってー。

ん?? 何で?
何でこの先生に言わないといけないの?
3年の学年主任だから?
担任や保健室の先生なら分かるけど、何で?
色々考えてしまう。

私は娘の部活の副会長していて、
普段は仕事でなかなか大会などに顔を出せないので、保護者連絡先リストなど作ったり事務的な事は出来る範囲やっていた。
だから、私の連絡先は絶対知っているはずだ。
私に一報入れてもいいんじゃないのか。

娘は、この加害者先生の事をとても信頼していた。
声優になるのが小学校からの夢で、
オーディション受けにいったりもしていた。
もし有名になったら、
「恩師は?」
って聞かれたら、先生の名前を言うよー
と言う程信頼していた。

信頼している人の事を悪く言われるのは、娘もイヤだろう。。。
と思い、18時までには帰っておいでよ。
と言い送り出した。

私はずっと気になり、30分おきに電話していた。
今どこ?
苦しくなったりしてない?
携帯はずっと持っていてよ。

そもそも、生徒と先生が学校外で会う事は普通なのか?
聞きたくても誰に聞けばいいのか。
わざわざ学校に電話して聞いても、きっと娘がイヤな気持ちになる。

今は待つしかない。
気になってご飯も作れなかった

娘は17時半には帰ってきた。

何気なく話しを聞こうと思い、
ご飯食べてきたの?
えっ!食べてないの!?
今から作るね〜。
など、場を和ませながら話を聞いた

娘は、公園行って、草花の名前教えてもらったり、病気の話ししたよ。
ベンチで休んで、あっ!ジュースは買ってくれたよ〜。
私は、
ジュースだけ??
クレープとかアイスじゃないの?
ケチケチケチンボだね
お母さんなら買ってあげるけど。
など言うと、
あー!クレープ食べたいって言ったら良かった〜!
ジュース買ってもらって、
手つなごうか。って言われて、散歩したよ。
と言った。

私は、一瞬固まった。
慰めるために手繋がれたのか、
確認したかった為、
娘に
泣いたの?
と聞いた。
ううん。泣いてないよ。
急に手繋いできて、手つなごうか。
って言われたよ。

他にも色々聞きたい事あったが、娘も病院行ったり、発作時の呼吸法習ったりで、質問攻めはキツいだろう。と思い、話しはここまでで終わらせた。

翌日、パニック発作で、
保健室来る事もあるだろうと思い、学校の保健室の先生と話しをしに行った。
ついでに、前日の学校外で娘と先生が会った話しもした。

お母さん、学校外で生徒と先生が会うのは、普通じゃないです。
私も注意しながら、二人を見ておきます。と言ってくれた。

だが、事件はおきてしまった。

私がもっと深く話しを聞いておけば良かった。。。

今頃後悔しても遅い

朝勉にもちろん保健の先生はいない。
事件があった後、
過呼吸で呼び出されて、
娘が憔悴してた時も、気にはなったが、
まさかわいせつ行為をされたとは思わなかった。

わいせつ行為受けた後、掃除用具入れるロッカーに隠れて、パニック発作おこし、友達の声が聞こえ助けを求めた事も、前のブログに書いたが、
その友達が泣きながら、担任の先生を探していたらしく、それを見た全く関係ない先生が、
3年生の教室で何かあったみたいだから、見てきて。
と、言われたのが、
3年生の学年主任である
この加害者先生本人だ。

負の連鎖なのか。。。
この話しを聞いて、悔しくて、
娘の痛み、信頼していた先生に裏切られた辛さ。。。
私は殺意まで抱いてしまった

もぅ、娘本人が自死に至ってしまったので、
パニック障害になったきっかけが、この先生が確実とは言えないが
事件が起きる前から予兆はあったそうだ。

誰もいない所で、後ろから急に抱きしめる。
抱っこして、膝の上に座らせ抱きしめる。
スカートの中は寒くないか?と聞きながら下着をさわる。

肌寒くなってきた頃だったので、下着の上から毛糸のハーフパンツを履かせていたので、
直接下着を触られる事はなかったが、スカートの中に手を入れる事事態あり得ない

これがパニック障害のきっかけになったのだろうか

聴き取り調査で話した事だったので、
この話しも、わいせつ行為後にしか分からなかった。。。

もし、私が娘の立場だったら、
こんな事親にも友達にも言えない。

性被害は、なぜか自分を責めてしまう。

辛かったね。
苦しかったね。
気付かなくてごめんね。。。

16年間しか育ててあげられなかった。
あの時、入院させておけば、こんな結果にならなかったのかな。。。
何もしてあげられなかった
後悔しかない。。。

もし、性被害受けた方々、第三者には電話やメールで話しやすいかと思います。
自分を責めず、悩み、恐怖、辛さ、
全て吐き出してあげてください。

受けた苦しみは、本人しか分からない。

このブログが、性被害にあった方々の救いになるかは分からないですが、最後まで読んでくださってありがとうございます