なかなか、FD3Sも手がつけられず、ガレージの中。
一年ほどが経った頃、営業車で走っていると車屋さんに一台のEFシビックが放置されているのを見つけた。
車を除いていると、中から怪しげな車屋のオヤジがタバコを吸いながら出てきた。
「漫画みたいな登場シーンやな」
思わず笑いそうになりなった。
「なんや、こんな車が好きなんか?物好きやのー。」
EF9は昔から憧れの車だった。
この角張って、平べったい感じが昔から好きで、EG6よりもEF派。
スカイラインも人気の無いR33が好きだったし、物好きとみんなによく言われた。
単純に捻くれ者なのだ。
こんなにボロボロでも手放さないのは何か思い入れがあるからだろうな。。。
そう思いながらも、釘付けになってみながらオヤジさんに話しかけた。
「これ、売りもんですか?」
「こんなん、誰も買わんやろ。なんや?欲しいんか?」
「欲しいけどお金ありません。。。でも、欲しいです。」
「おめーかわっとるなぁ。すぐ売るつもりは無いで、また寄りや。」
後ろ髪を引かれつつ、営業車に乗り帰路についた。
その夜は、シビックの事が頭から離れず中々寝付けなかった。
どうしても欲しい。。。
一年ほどが経った頃、営業車で走っていると車屋さんに一台のEFシビックが放置されているのを見つけた。
車を除いていると、中から怪しげな車屋のオヤジがタバコを吸いながら出てきた。
「漫画みたいな登場シーンやな」
思わず笑いそうになりなった。
「なんや、こんな車が好きなんか?物好きやのー。」
EF9は昔から憧れの車だった。
この角張って、平べったい感じが昔から好きで、EG6よりもEF派。
スカイラインも人気の無いR33が好きだったし、物好きとみんなによく言われた。
単純に捻くれ者なのだ。
こんなにボロボロでも手放さないのは何か思い入れがあるからだろうな。。。
そう思いながらも、釘付けになってみながらオヤジさんに話しかけた。
「これ、売りもんですか?」
「こんなん、誰も買わんやろ。なんや?欲しいんか?」
「欲しいけどお金ありません。。。でも、欲しいです。」
「おめーかわっとるなぁ。すぐ売るつもりは無いで、また寄りや。」
後ろ髪を引かれつつ、営業車に乗り帰路についた。
その夜は、シビックの事が頭から離れず中々寝付けなかった。
どうしても欲しい。。。