本日PM3:00に何気なくTVをつけたらやっていた日テレの番組。
31歳のテレビディレクターが企画した番組らしい。
企画した彼は30歳になり、満足した仕事ができていなく、転職をしようかと人生の岐路を迎えて、
自分探しをしているみたいな内容。
彼の同世代のいろいろな職業、立場の方へインタビューをして、どうしてこの仕事をしているのか?
仕事の内容、これからのこと、現状に不満があるか? などなど 取材している内容を流していた。
この中で印象に残ったのはいくつかあった。
最初にインタビューをした「美容師の男性」
大学を中退して、美容師の世界にはいったとこのと。
道具は髪の毛をきるはさみだけでも20万円かかるものもあって、若いころは借金をしながら、道具をそろえていた。
仕事は好きなことをしているので休みもいらないくらい。という感じでインタビューもお店を開ける前の早朝だったようだ。
「タクシードライバ」
28歳に勤めていた建設会社が倒産し、現在タクシードライバー3人の子供がいるという男性。
この男性は、「タクシードライバーは墓場のようなところ」と、この表現は衝撃的でした。
タクシードライバーをやりたい職業ではないけれど、家族を養わなければならないからこの職業を選んだんだろう。
「とび職」
高校を中退して16歳からこの職業についている。六本木ヒルズやスカイツリーの建設も携わった。
仕事はやめたいと思ったことは・・・・
「朝が早くてつらかったり、先輩に怒られたりしたけれど、やってやろうじゃないかと逆に思ったことはあるが、やめたいとは思ったことはない。」
大きい怪我はありますか?・・・・・
「とくにないけれど、指を折ったりしたくらいかな?」
それって大きい怪我では?・・・・・
「腕を折ったら仕事にならないから大きい怪我だとおもうけれど、指折ったくらいじゃ仕事休めないし」
その他「AV女優」「ボクサーの長谷川穂積」「フリーター」などなど。
夢を実現している人、挫折してこの立場にいる人などなどいろんな人はいるけれど、この番組内で一番パワーがないのがこのインタビューをしている彼。
最初の美容師さんに・・・・・この番組の目的はときかれて「特にないです」
「タクシードライバー」の彼からも会社から頼まれてこのインタビューを受けたけれど、このインタビューの目的がわからない。といわれてしまうくらい。
とくにこのドライバーからは、このディレクターにたいして「人がしたことがない番組をつくりたいとかないの?」と
きかれて「ないです」と答えてしまうくらい。
そしてインタビューをしていくうちに実家の両親に会いに行こうと思い地元へ・・・その前に中学時代の同級生と集まったと、いうところで・・・・・・ダンナにチャンネル権を奪われ、最後どうなったかわらないけれど・・・・・
このテレビマンの仕事をする姿勢がなっていないと感じる内容でした。