久っさびさに、読んでみたい本と出会いました。
タイトルから察するに分かる方も多いのでは
ビル・パーキンスの
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる
究極のルール』
「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」、すなわち
「死ぬまでにお金をすべて使い切る」生き方を
提唱する本です!
書き出しは有名なイソップ童話の「アリとキリギリス」
アリ🐜はせっせと働いて生き残り
気楽に遊んで過ごしたキリギリス🦗には悲惨な現実
が待っていた。
このお話を例えに
著者はひとつの疑問を投げかけます。
「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」
これがこの本📕のテーマです
お金を増やすコツ的なものでもなく、
投資の話でもありません。
ただ生きるだけではなく、十分に生きることや、
人生を豊かにするための方法やヒントを探してる
人にはピッタリなお話です!
今しかできない事にお金を使い(経験こそ価値がある)
人生で大切なのは思い出を作る事だとも書いてます。
人生は経験の合計なのだから。
どうせ墓場まで持ってはいけないお金、
最後には「思い出」しか喜びを引き出せません。
死ぬ前に、
働きすぎなきゃ良かった…
もっと家族との時間を持ちたかった…
多くの人が後悔します。
後悔しないために何を選ぶか。
ただ幸せのためにお金を使えという抽象的な本
なのかと思ったけど違った📕
人はモノではなく経験にお金を使う方が幸せになる
といった研究も紹介されていて内容も面白かった。
とはいえ
じゃあ、残された子供達のことはどうするの?
自分だけのことを考え、資産を使い果たせって事?
(たしかに自分以外の誰かを気にかけているなら
ゼロで死ぬなど出来ませんよね)
長寿リスクへの備えかたは?
仕事が好きなんだけど…etc
そんな疑問も、納得の答えが書いてあります
まぁ我が家は、高所得でもないので
アリ寄りからキリギリス寄りに、ややシフトする
くらいがちょうど良いのかもしれませんが…