潜入!表参道ヒルズ | おさんぽカフェ

潜入!表参道ヒルズ

鮫洲の『HUMMER cafe』 のアメリカンな雰囲気の中、遅めのランチを食べていたところ
友達からお呼びがかかり、急遽夕方から2月11日にグランドオープンした、東京の新名所『表参道ヒルズ』 へ!

関東大震災後、日本で初めての本格的な鉄筋コンクリート造集合住宅として建設された同潤会青山アパートは、中庭を中心とした温かみのある住棟配置、都市景観を配慮したファサードデザインは、日本集住建築の先駆けにして最高傑作と、高い評価を受けておりましたが、1927年の誕生から約80年、老朽化が進み、修復・再生は物理的にも経済的にも不可能だった為、ついに建て替えとなりました。
その跡地に誕生した『表参道ヒルズ』 は、商業スペースと住戸スペースのコンプレックスに対し、『地下空間を最大限に生かし、建物ボリュームの過半を埋設して、建物の高さを、ケヤキの並木と同程度に低く抑えること』『表参道の緩やかな坂道をそのまま建物内のパブリックスペースとして取り入れること』 この二点を目標とし、計画にされました。

その特徴は表参道を約1/4を占める約270メートルのファサード、
そして、安藤建築の真骨頂であるガラスと直線、コンクリートを多用した美しいフォルムです。
また、“街並みとの景観の調和”を重視し、建物本体の高さはケヤキ並木と同程度に統一。同潤会青山アパートの外壁や手すりを一部利用し再生した「同潤館」も併設されています。もう何年かすればツタもはえ、昔の名残を取り戻す....らしいです。

建物内は、地上6階、地下6階で構成されたており、地下3階から地上3階の商業施設は、路面店感覚の93店舗の専門店6層にわたってつながっています。38戸の住宅のほかに、216台収容できる駐車場を完備。
地上6階から地下6階を吹き抜けがダイナミックに貫き、それを囲むように各フロアを‘表参道とほぼ同じ傾斜’を持つ全長700mのスロープ=“第2の表参道”で構成されており、ブラブラと待ち歩き感覚でショッピングや飲食を楽しむことができます。
外から見るよりもその圧倒的な広さに驚かされます。


omotesando_hills
ロゴの付いている建物が
再生した「同潤館」

目を引くロゴマークのデザインはタイクーングラフィックス
鈴木直之氏が担当
洒落とります~。

~タイクーングラフィックスとは?~
91年 宮師雄一、鈴木直之の二人により設立。
音楽、ファッション、建築関連などのグラフィックデザインを中心に企業広告、ロゴデザイン、パッケージデザイン、エディトリアルデザインの分野で活躍中。
特にbird、PUFFY、Tei Towa、hitomi、安室奈美恵、JUDY ANDMARY、今井美樹等etc...のCD及びヴィジュアルプロモーションに携わっており、みなさんも見た事ある作品があるはずです。
また、wrangler700シリーズなどのファッションブランドのグラフィックデザインから映画、ロゴ、エデュトリアル、パッケージなどあらゆる分野で活動中。

表参道ヒルズのロゴは、「参」の文字から生まれたでザインで、明治神宮の大鳥居とそれにつながらう参道と「表参道ヒルズ」の特徴である‘スパイラルロープ’を表現しています。
ロゴは、アルフアベットと日本語の2種類があり、ケヤキ並木のように四季を感じさせるカラーバリエーション展開があります。
※基本色が緑で春は緑、夏は青、秋はからし色、冬は茶色のサブカラーがあります。

丁度、発売中の「Casa BRUTUS 4月号」 において東京特集「東京の新キーワード100」の特別企画、「Casa BRUTUS表参道建築ガイド」と連動したPodcast を展開中。
Podcast は、APPLEの受信ソフト(iTunes)を利用した、配信型エンターテインメントメディアです<最近よく美術館などでも見かけますね~
音声ガイドのトラックナンバーは、Casa BRUTUS4月号掲載の93ページの「CasaBRUTUS表参道建築ガイド」の番号に対応しています。ダウンロードの方法は簡単。下の「HowtoPodcast」に従って、手続きを行ってください。ダウンロードは無料です。
右手にCasaBRUTUS、左手にiPodを持って、このガイドを聴きながら、
表参道の名建築を散策しましょう!



、巡ってみての感想ですが、とにかく広い!
そして、かーなーり大人向けショップばかりなので
正直、見て回るってのみって感じでした(汗)
現在のトレンドのせいもあるのでしょうが、かなりラグジュアリーなイメージのジュエリー店や
ショプが多かったように見受けられます。
そんな中で、私が覗いてみて良いな♪と思ったショップを幾つか記しておきます。


●HIDA
飛騨産業株式会社とイタリアを代表する工業デザイナー、エンツォ・マーリ氏とのコラボレーションにより製品化された新作家具ブランド“HIDA” の初のショップ。日本国有の文化や技術の薫りを漂わせた新時代の“SUGI Furniture”は、美しく機能的なフォルムを併せ持ち、飛騨の匠の確かな仕事にウットリ。
本館 B2F MB205⇒Map
TEL 03-5785-1200 営業時間11:00~21:00

amadana  
「美しいカデン」をコンセプトに家電をインテリアとしてとらえた総合家電ブランド「amadana」のフラッグシップストア。日本ならではの繊細にして大胆な感性、そして高度な技術力を形にした様々なamadanaの家電を展開。
フロア本館 B3F MB316
TEL 03-3408-2018
 営業時間11:00~21:00

S and O  
 新しいアートグッズとしてスイーツを提案するこれまでにない「アート+イート」コンセプトショップ。奈良美智(写真)や草間彌生 など現在最も人気のある現代美術作家がチャレンジしたオリジナルスイーツがテイクアウトできる限定ショップ。
奈良 好智 Gummi Girls! (←かわいい~)
草間彌生 パンプキンクッキー ¥630(税込)...直島にあるアノかぼちゃ?

同潤館 3F D301
TEL 03-5785-1790 営業時間11:00~21:00

e.m.  
“みんながよろこぶものづくり ありそでなさそなものづくり”を
コンセプトに、仲谷英二郎と飛田眞義による男性2人組ユニットが放つ人気ジュエリー・アクセサリーブランド
「e.m.」 の2号店。
kamoもここのアクセサリーを愛用中。とってもカワイイです!
こちらではマリッジリングの販売や別注品なども展開しています。

フロア本館 B1F MB114
TEL 5785-0760 営業時間11:00~21:00

KYOSHO OMOTESANDO  
日本有数のモデルメーカー・KYOSHOがプロデュースする初のパームトップサイズR/Cカー「ミニッツ」専用サーキット&ミニチュアカーショップ。店内には美しくディスプレイされたミニチュアカーやミニッツが並び、バーチャルライティングシステムを備えた専用サーキットではミニッツの駆ける快感を味わえます(バーも併設し)
精巧なミニカーにウットリ。。。夢見ている車のミニカー買って、イメトレ?!
フロア;本館 B3F MB313-MB314
TEL 03-5785-0280 営業時間11:00~21:00

DOLCE & GABBANA, Omotesando
現代ファッションを牽引するイタリアン・プレステージ・ブランド、ドルチェ&ガッバーナ日本最大級の旗艦店。メゾネット式2フロアのブティック内にはメンズ、レディスともにドルチェ&ガッバーナ独自の壮麗な世界観が繰り広げられています。
インテリアがゴージャス!必見です。
フロア本館 1F M109
TEL 03-5785-0853 営業時間11:00~21:00

Porsche Design Store Omotesando
優れたマイスター技術と最新のテクノロジーを融合させた革新的な製品を提案するドイツのブランド「ポルシェデザイン」の専門店。ファッショングッズから電化製品まで、シャープなデザインと機能性に特化したアイテムたちに脱帽!
フロア本館 2F M215
TEL03-5785-0810 営業時間11:00~21:00
 
新名所なだけに、まだまだ人であふれています。
今回はチラ見程度でサクっと出てきたので、もうしばらく経って空いてきたら改めて覗きに行こうかと思います<カフェとかネ☆



■ 名  称 :表参道ヒルズ

■ 住  所 :東京都渋谷区神宮前4-12-1、2等
東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分
 JR山手線「原宿駅」明治神宮口より徒歩7分
■ T E L :03-3497-0310 (受付時間 11:00~21:00)

■ 参拝時間 :ショッピング・サービス 11:00~21:00
      レストラン 11:00~24:00 (LO 23:00)
      カフェ 8:00~23:00 (LO 22:00)
      ※一部営業時間の異なる店舗もあります。
■駐車場:B4F/182台収容
     営業時間 7:30~25:00
     駐車料金 \700/60分 以降:¥350/30分毎
<割引サービス >1店舗につきお買上げ、ご利用額が5,000円(税込)以上で
        1時間駐車サービス券を店舗にて発行致します。
       ※1度にご利用できるサービス券は2枚まで。
       また、複数店舗でのお買上げ額、ご利用額の合計が
       5,000円(税込)以上の場合は適用されません。


東京の新名所は今後もゾクゾク登場!
ますは、六本木防衛庁跡地にできる東京ミッドタウン が控えていますが、
六本木はIT系?丸の内は旧来ビジネス、表参道はクリエイティブ系と
分かれて行くのか・・・興味深いです。