幼妻日記 -191ページ目

超・年の差結婚

最近はニュース番組の中に、芸能コーナーみたいなものができていて、好むと好まざるとに関わらず、おおよそ社会情勢やら経済動向に関係のないネタを知ることがあります。

今日は、「西川きよし」氏の娘さんの結婚式だったとのこと。「年の差をのりこえて」とありました。

そう言えば、先日タレントの篠原涼子さんと市村正規さんという俳優が結婚するかもしれないという話が出たときも「超・年の差結婚か!?」と言われ、その番組の中ではご丁寧に「現在、存命で活躍中の芸能人・年の差夫婦ランキング」まで紹介されていました。

 

25才差の篠原涼子さん達は、もし結婚すれば5位になるそうです。
という事は、私達夫婦も、芸能界なら余裕でランクイン!!

 

一般人の生活とは対極にあるイメージの芸能界においてでさえ、私達の年の差は珍しいのかと思うとちょっと意外な気がします。

 

日々の生活の中では3月17日の「レタスショック」くらいでしか感じませんから。

「年の差結婚」とは、どれくらいのから当てはまるのでしょうね。

幼妻はが嫌い。別に花粉症というわけではない。

新年度」などどいっていろんな事がそれまでと違うのがイヤ。

公共交通機関の時刻や料金、店の定休日や、手続き方法やらが変わるのがイヤ。

例えば窓口で、いかにも「この4月から移動になってここに来たのね」って感じの係員が、引継ぎでは教えてもらえなかった内容にどう対処していいのかわからない姿を目にすると(あーあ)と思う。

そう、春は、「移動」の季節。

頻繁に血液検査をする妻にとっては恐怖の時期でもある。

見るからに「この春から正式採用ですっ」という感じの看護師さんらがうようよする病院。

根が「おやじ」の妻は、他の場面なら「いいねー、若い人はー」と呑気に眺めていたところだが、運悪くその新人看護師さんに注射や点滴を担当されるリスクと隣あわせの身ではそうはいかない。

数年前、入院したのが4月だったことがあった。
あれは今思い出しても悪夢だ。

点滴の時間に、まるで「新人ですっ」と背中に書いて歩いているような看護師さんが病室に現れると「あー、今日も痛いのか~」とため息を隠す。

ほとんど人体実験ではないかと思える、不器用な点滴針の挿入。
(きゃ~、刺した後で血管さがさないで~)声にならない叫び。

あれならきっと患者歴豊かな妻が自分で行った方がきっと上手くできたはず。

痛みに襲われる度、「誰にでも初めての春はあるのだ」と、自分が社会人一年目にしでかした数々の失敗(だったであろう事柄)を無理矢理思い浮かべて耐えた。

若い人々の志気を削ぐようなことはなるべく避けたいものだ。

しかし1度針の挿入に失敗するとなぜか必ずといっていいほど2度目も失敗する。

3度目に上手くいかないと
「今日は代わってもらったほうがいいみたいですね」と他の看護師さんを呼んでもらう。

ところが、たまに本人と同期の「新人」を呼んでくる愚者がいたので、その時は具体的にベテラン看護師の名前をあげて
「○○さん、今日はいらしてます?」と指名するのだ。

だから、
痛みに弱い人は病院に近づかないことを強くおすすめする。

愛知万博で気になること

愛知万博開催。

その様子を伝える映像の中で時折、ロボットがトランペットを吹いている姿がでてきます。

夫婦にはこれを見る度に思い出すことがあります。

おそらく約1年前、初めてトヨタが開発したトランペット吹きロボットが情報番組で紹介された際、テレビを凝視していたわけでなく、それぞれ別の作業を行いながら音声のみ聞いていた夫婦は、それがロボットメインの内容だということもよく把握せず、

ただ、アナウンサーが発した「人間の唇に近い」「(シリコン製??の)唇」がどうのという部分的な言葉を聞いて、それぞれのその瞬間の感想というか疑問を口にしました。

ほぼ同時に発話された「人工唇の用途について」の意見の違いは以下の通りでした。

旦那様:「人間に(使う)?」

妻:「ダッチワイフに(使う)?」



旦那様としては、「やけど等で顔面の再生が必要な人に使用すること」を考えたらしく、

一方、妻としては「よりリアルな喜び」を思い浮かべたというわけです。

その後、妻は旦那様から

「相変わらずあなた『発想が男だね』」

とお褒めの言葉を頂戴しました。


皆様は「人工唇」と聞いて、瞬間的にはどちらを・・・?

SBI(ソフトバンクインベストメント)よおまえもか

何ということでしょう。

今度はSBI(ソフトバンクインベストメント)まで!

ホリエモン様へ」から約一ヶ月半、「ホリスク」や「ホリット」を経て、ようやく最近「フジテレビ株」の一部をまずまずの利益で売り抜けたところだったのに、今度はSBIですか。

はい、もちろん旦那様の所有する株銘柄に入っています。旦那様は孫正義氏を尊敬してますから。

SBI社長の北尾氏もソフトバンクの株主総会ではおなじみの顔。記者会見の時点で「まだ孫さんに相談していない」とおっしゃっていたのは気になりますが・・・。

フジテレビが、ホリエモン様に対抗する最も有効な策として彼の先輩であり日本のIT業界のパイオニアである孫氏のことを考えた点は理解できます。

今後の展開は例によって読めません。

様々な要因で変動するのが市場原理。承知の上で投資しているのですから仕方がないのです。
が、しかし、・・・

あ~、何でこんなに我が家がホリエモン様の影響を受けねばならぬのでしょう。

我々は積極的にこの関連の株をねらっているのではありません。むしろ避けたいのです。

フジテレビにしてもSBIにしても、もともと所有していただけなのに・・・。

もう揺さぶられるのはゴメンです。地震だけにしてください。

発熱原因判明

昨日も夜になると熱が上がったので「発熱原因」を知るべく、3年ほどお世話になっている主治医に診てもらう。

彼はこの地方の国立系病院ではかなり名の知れた呼吸器の専門医だが、奢りや高慢さのかけらも持ち合わせない、患者の話をよく聞き、説明もわかりやすい、非常に気さくなドクター


妻:「あのお、大嫌いな裁縫を長時間してたんですけど・・・」

Dr:「(ちょっと笑って)今回の熱とは、関係ないでしょうね」

妻:「じゃ、食べ物のアレルギーってことは?」

Dr:「何を食べたんですか?」

妻:「(前のめりになり)タマネギ! 生だったんです!

Dr:「でも、これまでも生のタマネギを食べたことはあるんでしょう?」

妻:「(真剣なまなざしで)はい、でも、あんなにまずいのは初めてです!!

ドクターの失笑が爆笑に変わり、カーテン越しに看護婦さん達がのぞきにきてその話は終了。

血液検査の結果、感染(つまり風邪)の可能性が最も高いということで今週中は養生しなくてはならないらしい。

原因が「裁縫」でも「タマネギ」でもなくて残念。



それにしても採血の際の、看護師の一言には驚いた。

妻は採血は慣れっこだが、やっぱり運悪く下手な人にあたって不必要に痛いのは避けたい。

相手によっては手元を見つめるとプレッシャーになるといけないと思い、なるべくよそ見をしておくことにしている。

その時も台の上にある検尿用のコップや採血管の製造会社名などをジーッと読んでいた(投資すべき会社はないかと)。

すると注射針を指したまま看護師は言った

「折れました?」

は?妻は一瞬自分の腕に刺さっている針に異常が起きたのかと慌てて注射針を見たが、彼女は続けて

「人差し指」

どうやら妻のネイルのことらしい。

時折「つけ爪ですか?」と聞かれる妻のたくましい爪。

その日はそろってピンクカラーのネイルのうち、人差し指のみが最近ヒビが入ったので短く切って色が付いていない

確かに彼女の言っている事はハズレではないのだが、「折れる」というのは患者の腕に針をさしている最中に口にすべき語彙ではなかったのではないだろうか・・・。

きっと、マニュアルの中に「患者の緊張をほぐす世間話でコミュニュケーションを」らしきものがあるのだろうが、使う言葉と場面を考えて欲しいものである。