バセドー病 その4ダイエット | テニス狂いなホームストリンガーの独り言

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バセドー病 治療中の出来事

今回はバセドー病の治療中に起きた事についてです


以前に書きましたが、バセドー病の特徴は

甲状腺ホルモンの過剰分泌により

内臓が常に全力疾走の状態であるという事です

常に息切れ、発汗、平常脈が120回/1分という状況です

それだけカロリーも消費します

それに伴い摂取カロリーも多くなります

お腹が空いて空いて沢山食べる

ですが太らない


「太らないなら良いのでは?」

とお思いでしょうが、治療を初めてしばらくすると

薬が効いて甲状腺ホルモンの過剰分泌が治ります

内臓の全力疾走が無くなるので消費カロリーは通常に戻ります


が、しかし、食欲は以前のままです

ご飯は1合ではたりず、パスタなら200グラムペロリです


63キロだった体重が投薬治療を開始して2年半後には75キロなんと12キロの増加!

特に運動はしていないのでほぼ全てが脂肪です!

持っていた服は全てきつくなり着れません

当然年1回の健康診断も問題だらけ・・・

このままではいかん!なんて思いません

当時うつ病も患っていた私は何にもやる気が起きませんでした


そんな状態が暫くは続きます


変化のきっかけは転職でした

実はうつになったきっかけは仕事上のトラブルでした

それが原因で半自暴自棄になり転職したのですが

そんな状態での転職です

「なんでも良いや!めんどくせー」

ってな感じでいい加減に会社を決めたものですから

それはそれはブラックな会社でした

サービス残業でしょっちゅう労基が立入してました

そして、バセドー病です

人生最悪の状態です


しかし、幸か不幸かそのブラック会社が傾きます

こりゃヤバイと現在の会社に転職しました

流石に少しは慎重に会社を選びました!

これが全てを良い方向へと導きます


会社や人にもまあまあ恵まれて

うつ病が改善して、バセドー病も寛解へとむかいます!!

すると俄然やる気が出てきます!

でも未だデブのままです

まずはダイエット!食事制限です!

サラリーマンの私は食事は大切なストレス発散となっていますので

朝ゆで卵1個、昼バナナ1本、ですが夕食はストレスにならない様に普通に採ります

バランスは悪いのは承知の上です

皆さんはマネしない様に!


そして休みの日は近所のスポーツセンターのジムで学生以来やったことも無い筋トレまでしました

痩せ始めると更にやる気が出てきます

記録はせずとも毎日体重計に乗ります

筋肉が付き始めると代謝も増えて痩せやすい体質になり、1年で15キロのダイエットに成功しました!

ダイエットあるあるですが、その頃はいろいろな人に

「痩せたけど身体大丈夫?」

なんていらん心配をかけました


そしてある日ジムからふと外を見ると、テニスコートが目に入ります

そこではテニススクールも開催されていました

私は、中高とソフトテニスをしていました

その後は硬式テニスを始めるのですが建築関係の学校に進学し、課題や授業で忙しく、たまにま遊ぶ程度しかしていませんでした

しかしずっと硬式テニスをきちんと教わってみたいと漠然と思っていました

誰も知り合いなどいない見かけただけのスクールでしたが

「やってみよう!」と即入会しました!

それが私のテニス人生のスタートとなったのです

うつ病、バセドー病、肥満からの全てが好転し、テニス仲間も出来ました!

2年が過ぎて齢5○歳、未だ伸び盛りです!!