前回のブログ
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FBではたくさんのコメントを頂きました

本当にありがとうございます!

筧田さんからのコメント

「いい夫婦の先に世界平和、これまじであると思います」

ノロケブログの裏には、こんな意味も込められていたのです

ブログは読みやすいよう、1回の投稿は長すぎないよう心がけていますので、いちいちそこまで書けませんでした




いじめ

いじめが一気に減るのは高校生(行かない人は15歳くらいから)になってから

そのくらいになると、一番異性に興味を持つ時期

男性の場合、どうやって女子にモテようかとカッコつけるようになる

弱い者いじめしているエネルギーが、女子にモテようとするエネルギーに変わるわけです

弱い者いじめより、強い者に挑む方がカッコいいと気がついちゃうわけです

意中の女子が不良にからまれていたら、相手が自分より強そうでも無理しちゃって挑みぶん殴られる





「ごめんね…私のせいで…痛い?」

「弱いくせに頑張っちゃたよ…ハハハ…オレかっこ悪いな」

「血が出てる…うちに寄って!消毒しないと」

10年後、2人の間に可愛い赤ちゃん産まれたとさ

男子は意中の女子ゲット!




これが弱い者いじめしていたら、意中の女子からはシラ~と見られるわけです(中には喜んでいる女子もいるかもしれませんがね)




戦争を始めるのは男です

女子にモテようとか、彼女・奥さんを喜ばそうとか考えているスケベな男は戦争なんかしたくありません

戦争になったら、いつ口説き落とせるチャンスが来るんだ?

手をつないだ先に、計画していたホテルが爆破されていたらどうすんだ?

女っ気ない戦場なんて行きたくね~




世界平和を声高らかに言うのなら、まずは一番近いところから信頼関係を結ぶ

結婚していたり恋人がいたら、まずはそこから

そして家族

友人…知人

価値観合わない人もいるでしょうが、それでも尊重して時には助ける




僕は言っているほどできた人間ではありませんが、本気で世界平和を考えて家族を大切にしています

それが社会にできる最低限のこと

自分の価値観だけが全てと思い、押し付けるつもりはありませんが、男がバカでスケベなロマンティックで女にモテようとしていたら戦争にはなりません

各国首脳がバカでスケベでロマンティックになりますように…



 
この写真

これがまだ初々しいデートなら男性は

「この先どう進めようか???」

「どのタイミングでチューしようか???」

「そんな事したら、そんな人だとは思わなかった!とビンタされんじゃないか?」


心臓バクバクで考えています

そんなんで心臓バクバクしている事が健全で世界平和です(笑)



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ドッボーン!また落ちた(笑)

何度も波に乗ってはすぐ落ちるJINを砂浜からノンビリ眺めていた。


高校卒業以来、9年ぶりくらいにJINから電話。



「久しぶり!元気?あのさぁ海行かない?サーフィンやらない?」

8年ぶりに連絡してきていきなりサーフィン。まぁJINらしい。



僕はその頃長年付き合っていた女性にフラれ、暇をもてあましていた。

暇潰しみたいなもので、たまたま仲間内でボディボードを始めていた。

サーフィンは難しそうでハードルが高い。

海に行くのが好きだったから、行く理由付けが欲しかっただけ。ボディボードは簡単そうだった。



そんな時にちょうどJINからの電話だった。



波乗りの朝は早い。5時過ぎくらいにJINが迎えに来てくれる。いつもJINが車を出した。

たまには車出すよ…と言っても「いいよ。運転するの好きだし」と言ってくれてた。

朝は苦手だし、男のくせに助手席が好きな僕は簡単に甘えた。



車中では、当時JINが気に入っていたイタロハウスがBGM。

ハウスというよりトランスと言った方がいい音楽。

ちょっとチープでいじり過ぎてない音が心地よい。

抑揚のない一定のリズムが、ゆったりゆったり眠りに誘う。

僕は海に着くまで、ほぼ毎回寝てしまう。



ふと目を覚ます。

それに気づいたJINは「ん」とコンビニ袋に入ったサンドイッチと飲み物を渡してくれる。

僕が寝ている間に買ってくれてる。

当たり前のように「ん」と僕は受け取る。



こんなところが多くの女を口説き落とせるのかな?と今では感じる。

さりげない気遣いは、相手を恐縮させない。



JINは自他共に認める女好き。

JINがサーフィンを始めたのは女にモテる為だ。

「サーフィンやってるとか言えるとカッコよくない?」と屈託なく笑って言う。正直な男。



JINは一緒に居て楽な男だった。

話していても会話がスマート。独りよがりに話す事もなく、聞き役に徹するわけでもない。

話していなくても沈黙が重くならない。

空気により話し手になり、聞き手になり、そして黙る事もできる。

今思うと、なかなか高等なコミュニケーション術だった。



たぶん…女を口説き落とすのが趣味…と言うかライフワーク?みたいな男。

違っていたらゴメンよJIN(笑)

しかし女にモテるためには、男にも信頼されなくてはいけない。

男友達が少ない男は、いくら容姿がよくてもモテなさそうだ。

女にモテたきゃ、人間にモテなくてはいけない。

そこまで考えていたかどうかは知らないが、今振り返るとイイ男だった。



その1年は、春から秋にかけて何度も2人で海に出かけて波乗りに励んだ。

更に女にモテるためのJINと、女にフラれて暇つぶしの僕。




冬に入るくらいに、どちらが言うまでもなく行かなくなった。

冬に波乗りする程のヤル気は2人ともなかった。



お互い連絡はせず、それから5年くらい経ったろうか。30歳を軽く越えていた。

JINから電話がきた。

「結婚するんだ」

「ええっ!!!JINがぁ!!!年貢の納め時だな(笑)」

「ああ…十分遊びつくしたよ」



遊びつくしたとはっきり言うところが憎めない。

まぁ…恨んでいる女もいるかもしれませんが…。


最後に交わした言葉は「遊びつくした」とやり切った男の言葉。


K5から電話がきた。


「おう!久しぶり!そんでさぁ…JIN死んじったよ。」

「………………はっ?死んだ?」



JINは40歳間近で死んだ。ガンでした。


葬式はプチ同窓会のようになります。

たくさんの友人がかけつけました。「おう!元気?」何故か笑顔が多い。

少なくとも僕たち友人は笑顔だ。



葬式が終え、久しぶりだからと集まった友人たちとファミレスへ。

JINの想い出話しをしては大笑い!

いつも後ろ髪を気にしては「おかしくね?」と言っていた事。

修学旅行で寝ているJINにスナック菓子を口に入れてイタズラした事。

口説きが失敗でブツブツ1人反省会していた事。



次から次へとJINの話しが出ては大笑い。


さりげない気遣いができるスマートなJIN。

JINだからこそ、みんなは泣いたりしなかったのかもしれない。

僕も今だにJINが死んで泣いた事はない。

はたから見たら、なんて薄情な友人関係に見えるかもしれない。

だけど違うのです。友人だからこそ笑って送ってあげたい。



短い人生だったかもしれませんが、JINは十分納得いくように天寿を全うしました。

きっとそうだと信じています。


ただ…なんだかよく思い出します。

人間だから嫌なところだってあるはずですが、想い出というものは全てを綺麗にしてくれる。

神様が与えてくれた都合のいい脳の仕組みなのだろうか?

JINはとてもイイ男でした。うん。イイ男でした。


津波は恐ろしく海に対する考えが変わりました。

それと同時に、

JINが何度も海に落ちては泥臭くボードに這い上がってる光景が蘇えります。


いつか僕らもあちらに行きます。

JINは「ん」と冷えたビールで迎えてくれるだろう。

いや…キザなJINはワインだな(笑