御存知の方もいるかと思いますが、僕は基本的に肉を食べません
嫌いではないですし、食べれば美味しいと思います
でもやめたのです
基本的に食べない…と言うのは、人様が厚意で作ってくれた時は少しいただき、ラーメンなどに入っている肉は食べます
人様の好意を拒否する事はなるべくしたくありませんし、食べれば美味しいと感じます
そして
食べ物を残す事…特に動物や魚など、感情を持って生きていた食べ物は捨てたくありません
有り難く感謝していただき、僕の中で生きてもらいます
美味しいのに何故やめたかと言うと…
開業して1年くらい経ったくらいに肉をやめました
9年前、期待と不安を胸にプライベートサロンを開業
開業して気付いた事があります
自分のすかしっ屁が酷く臭い(笑)
しかも何発か分からないくらい止まらない時があるのです
出ないよう肛門に力を入れてもスーと漏れてしまう
想像してみて下さい
6畳程度のプライベートサロン
アロマの香りと、いつまでも消えない酷く臭いオナラの香り
また行きたいと思うでしょうか？
僕なら、どんなに上手で人柄が良くても二度と行きません
自信を持って言える事があります
あの時のオナラの香りで、来なくなったお客様は１人２人ではないはず
いちいち再来店しないわけなんて、お客様は教えてくれません
酷く臭いオナラが止まらない時は、肉を食べた後だと分かりました
特にガーリック風味の肉。大好物でした。
肉を食べると、24時間くらいの効力があります
たかがオナラで廃業するわけにはいきませんでした
家のローンと開業ローンで、借金は数千万円あります
それで肉をやめたのです
嫁さんにいきなり「悪いけど、もう肉やめるから」と
料理好きな嫁さん
旦那の僕が食べないとなると、レパートリーは一気に減ります
料理しがいもなくなるかもしれません
しかし文句も言わず「うん。分かった」と聞いてくれました
元々は肉好きだった僕の為に、鳥唐揚げ風味の筍の唐揚げや、大豆を使ったハンバーグを作ってくれる事もあります
食卓に肉は上がりますが、常に僕の為に別メニューを用意してくれています
本当に面倒くさい男なんです
肉を食べたら、皆が皆、酷く臭いオナラが出るわけではないでしょう
僕の体質に合わなくなってしまったのだと思います
年齢のせいかもしれません
肉を消化する為の酵素が減ってしまったのかもしれません
２０代の頃食べ過ぎて、もういい加減にしてくれないか！という牛神様の仕業かも
やめてみると…
当然生理現象でオナラは出ますが、あんなに止まらないという事はなくなりました
ブー！と健康なオナラが出ます
グルメ番組を見て「美味しそう」と思う事はあっても、食べたいという気持ちにはなりません
不思議に思う方もいるでしょう
味覚として「美味しそう」でも、身体は欲求していないのです
体調は食べていた時よりいいです
肉は加齢臭を促進させます
僕は加齢臭を気にしなくてはいけない年齢になりました
女性は香りに敏感
身体に触れる仕事ですから、加齢臭はとてもマズイのです
これもまたプライベートサロンですから、なるべく体臭はないようにしたいものです
男性のお客様も来ていただけますが、女性も多数お見えになります
プライベートサロンですから、女性に少しでも男性を意識させては、これまた仕事になりません
肉食はフェロモンを増加させる作用があります
この仕事で食べていく以上、僕が肉をやめるのは必然だったのです
健康に長生きしたければ肉を食べなくてはダメ！
健康に長生きしたければ肉をやめなさい！
健康関連の本では、どちらも言っています
僕はどう思うか…
人それぞれの体質があるので、その人に合った食事をすればいいと思うのです
僕は肉をやめて更に体調が良くなりましたが、貧血気味の嫁さんにとっては定期的に摂取する必要があるみたいです
究極的な意見で言いますと、人間の命なんて、宇宙の歴史を考えたらほんの一瞬です
ほんの一瞬に過ぎてしまう命なら、食べたければ食べればいいし、僕のようにやめようと思ったらやめればいい
無理して食べたり、無理してやめなくていい
…なんて言っていると、好き嫌いを奨励しているようで、一児の父親としては失格かもしれないですね(笑)
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