宇宙ゴミと未来への投資:アストロスケールホールディングスの可能性

 

高市早苗さんの総理就任により、「防衛力強化」の一環として宇宙・AI・半導体などの成長分野が政策に盛り込まれ、宇宙産業への注目が高まっています。

 

その中でも特に気になるのが、宇宙ゴミ(スペースデブリ)除去という分野。

現在、地球の周りには使われなくなった人工衛星やロケットの破片が秒速7〜8kmという猛スピードで漂っており、現役の衛星や宇宙ステーションに衝突するリスクが高まっています。

人工衛星の打ち上げ時には、宇宙ゴミとの衝突を避けるために緻密な軌道計算が行われており、宇宙はまさに精密な交通整理が必要な場所となっている状態です。

そんな中、今日、アストロスケールホールディングスの株を100株(1株835円)購入しました

まだ赤字が続いている企業ではあるが、宇宙ゴミ除去という未来志向の事業に取り組む姿勢に惹かれました。

 

 

 

 

 

 

 

アストロスケールホールディングスとは?

 

アストロスケールは、世界初の軌道上サービス専業の民間企業として、地球低軌道から静止軌道までの宇宙ゴミ除去や衛星の寿命延長などに取り組んでいます。

JAXAの商業デブリ除去実証プログラム(CRD2)にも選定され、2024年には人工衛星「ADRAS-J」がスペースデブリへの接近観測に成功。

さらに、2027年には売上が120億円に達する見込みもあり、商業化の進展や政策支援によって大きく成長する可能性を秘めていると感じます。

 

ホンダとの共同開発:宇宙の「給油口」革命

 

2025年5月、アストロスケールはホンダの研究開発子会社「本田技術研究所」と共同で、人工衛星の給油口接続システムの開発を発表。

このシステムは、ホンダのメカトロニクス技術とアストロスケールのRPOD技術(ランデブー・近接運用・ドッキング)を融合させたもので、2029年頃の技術実証を目指しています。

この技術が実現すれば、人工衛星は軌道上で燃料補給が可能となり、寿命の延長や打ち上げ回数の削減、ミッションの柔軟性向上など、宇宙利用の新たな可能性が広がります。

まさに「宇宙のガソリンスタンド」が誕生する瞬間です。

 

 

 

 

 

宇宙の安全と効率を守る“掃除屋”として、そして軌道上の“ガソリンスタンド”を目指す挑戦者として、アストロスケールの今後に注目していますスター

 

それでは、あなたもわたしも今日が素晴らしい日になりますように。