メリークリスマス。サンタです。
嘘です。藤村です。
前回の記事の続きなので今回は短めです。
さて、前回でどうなるんでしょうと言っていた蓋の中身が、とりあえず見えてきました。
まずはこちら。
「来年4月導入の高等教育の修学支援制度を巡り、政府は18日、在学中の国立大学部生については現在の授業料減免措置を維持する方針を固めた。約1万9千人が対象外となる見込みだったが、急な変更による学業への悪影響を防ぐため、特例として激変緩和の経過措置を取る。」
とのこと。
まずは良かったというところ?
いや、そうではありません。激変緩和措置ということは、これからは削りますということです。
例えば子供二人で世帯年収400万だったら、大学によっては全額免除といったところでしょうが、
これからは減免無しになるよということです。
・・・・とてもまずいです。
そしてこちら。
「新制度の導入に伴い、減免措置を受けていた現役の国立大生のうち約1万9千人が支援を打ち切られたり減らされたりする懸念があった。文科省は来年度予算案に53億円を盛り込み、現在支援を受けている学生が卒業するまでは、従来通りの支援が受けられるようにする。ただ、新入生は対象になっていない。」
53億円!なら毎年やれよ!
というのも、来年の予算は約51万人に4882億円ということで、
増税前に確保すると言っていた7600億や8000億という数字には遠く及んでいません。
53億円がとても、とてもちっぽけに見えます。
ん、51万人で4882億円だけど、72万人で7600億円って予算だっけ?
なんか計算おかしくない?