7月14日 日曜日 曇りのち雨
別所の市神 長野県上田市別所温泉
岳の幟の前日の祇園祭のときに神様を迎えた場所のようです。
岳の幟(たけののぼり)
自分が住む付近の塩田平は雨が少なく、人々は古くから旱魃(かんばつ)に悩まされてきたようです。だから、自分の家の近くには溜め池が多くありますね。
永正元年(1504)に大旱魃が起こり
その際、夫神岳(おがみだけ)の山頂の九頭竜権現(くずりゅうごんげん)に雨乞いを祈願したところ
たちまち大雨が降り、作物は蘇ったようです。
そのお礼として、布二反(にたん)ののぼりを献上したことが
「岳の幟」のはじまりとされているようです。
現在は7月15日に近い日曜日に実施され
別所温泉の大湯(おおゆ)・院内(いんない)・上手(わぜ)・分去(わかされ)の四地区が
一年交代で当番を担当しているそうです。
当日は夜明け前から、当番地区の人たちが夫神岳に反物(たんもの)を持って登り
九頭竜権現に御神酒とともに供えて、雨乞いを祈願するのだそうです。
そして竹竿の先に布をつけてのぼりをつくり町に下りて、来年の当番地区の人たちにのぼりを引き継ぐのだそうです。 (次回ブログに続く)
この時はまだ曇り空で雨が降っていませんでしたね。