全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。北海道の風景になります。
南門 北海道札幌市北区北 (2018年8月撮影)
北海道大学の門は、赤煉瓦と札幌軟石で造られた門柱で、札幌農学校や北海道帝国大学時代の正門の柱として使われていたが、1936年に今のコンクリート造の正門になり、その後に今の場所に移築され南門となったそうです。
古河講堂
1907年札幌農学校は東北帝国大学農科大学に改組され、 本建物や予科講堂、畜産学教室などが新築された。これらは、本建物の正面2階に古家と記されているように、古河家の寄付で建築された。左右の翼にマンサード屋根(腰折れ寄棟屋根)を架け、玄関ポーチを中心に左右対称のデザインとする。玄関ポーチ左右の円柱上の鈴蘭風の装飾、窓上の破風(ペディメント)の植物装飾、玄関欄間や内部扉腰板の「林」の文字意匠など、繊細で茶目っ気あふれたデ ザインがみられる。 (説明板より)
クラーク胸像
1926年、創基50周年事業として建立され、太平洋戦争の際には金属供出により失われたが、1948年に再建されたようです。
旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室
現キャンパスは、1898(明治31)年から5ヶ年計画で、時計台のある北二条キャンパスから移転した。1900年建設の農学部本館を正面に、左右に教室や図書館などが並ぶ、モール型と呼ばれる施設配置であった。本建物は、札幌キャンパス内最古の校舎で、竣工当初は瓦葺きの屋根であった。左右の3連窓の意匠も特徴的である。向かいには同じようなデザインの農業経済学及農政学教室が建っていたが、1979年焼失している。 (説明板より)
総合博物館(旧理学部本館)
起工から2年を要して完成した、当時札幌市でも数少ない大規模な鉄筋コンクリート造建築である。スクラッチタイルを用いたロマネスク風の外観に、中央部の玄関や階段室上部のゴシック風意匠が加味されている。中央の階段室吹き抜け上部に見られるリブヴォールトは「アインシュタイン・ドーム」と愛称されている。1999(平成11)年総合博物館としてオープンし、2001年に展示室をリニューアルしている。 (説明板より)
ポプラ並木
1903年に行われた小規模な植林が始まりで、1912年には林学科学生の植苗実習があり、ほぼ現在のような並木がつくられました。
ところが、2004年9月の台風18号により半数近くのポプラが倒壊。その後全国からの支援もあり現在の並木になったようです。
新渡戸稲造(にとべいなぞう)像
北海道大学農学部に学び、国際連盟の事務次長を勤め、アメリカの教育の原点にキリスト教的モラルがあるように、それに対応する日本の道徳が、実は武士道であるということを欧米人に伝えようとして「武士道」をアメリカで出版し「日本の道徳思想の根本には武士道がある」として、 "日本と日本人"について海外へ発信した人です。
赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)正門 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
明治15年に開拓使が廃止され、三県一局の時代を経て、明治19年(1886年)「北海道庁」が創設されて、北海道も道庁の創設と共に新しい時代を迎え、初代長官に就任した岩村通俊は、赤レンガ創設にあたり、当時アメリカで流行っていた「独立と進取のシンボル」としてのドームの取り入れを図り、屋上に八角塔を設置したのだそうです。
北海道庁旧本庁舎
この建物は明治21年(1888年)北海道庁の本庁舎として建設されましたが、その後明治42年(1909年)の火災で内部と屋根を焼失しました。幸い外周のレンガには損傷がなく、翌々年の44年に再建されました。昭和43年(1968年)の北海道開道100年を記念して、創建時代の姿に復元して保存されているそうです。
北3条通り 北海道札幌市中央区北3条西
札幌の街並みのひとこまです。
サッポロビール博物館 北海道札幌市東区北7条東9丁目
明治期から今日に至るまで、サッポロビールが歩んできた道のりを紹介する場所のようです。