町石道(ちょういしみち)の二ツ鳥居への道
和歌山県かつらぎ町上天野から、昨日の続きで町石道にある「二ツ鳥居」にチビと向かって行くと
八町坂
標識が出て来ました。ここまでだいぶ歩いて来たので引き返そうか迷ったけど、二ツ鳥居までの距離が書いて無いので行って見る事にした。
金剛童子杖の跡
枯れ葉におおわれていて杖の跡らしき物は見えませんでした。
「金剛童子とは西方無量寿仏の化身といわれる忿怒(ふんぬ)の童子形をした仏教守護神」
二ツ鳥居への道
この八町坂は二ツ鳥居まで続いて
二ツ鳥居への道
チビと時々は格好つけたポーズを見せながら
八町坂上
歩いて行くと、やっと鳥居が見えてきた。
二ツ鳥居
この鳥居の反対側には、九度山の慈尊院から高野山金剛峯寺の根本大塔へと通じる町石道、 その傍らに立ち並ぶ180基の石柱(町石)
120町石
その、120個目の石柱が立っている。チビも一生懸命登って
120町石
こんな感じでどうだ!って、ポーズを決めてた。
町石道(ちょういしみち)
八町坂を登って突き当たりが町石道、左側が慈尊院に至り、右側が高野山に行く道
弘仁10年(819年)5月3日、丹生(にう)明神・高野明神を空海が高野山に勧請した時、木材で建立したといいます。
二ツ鳥居
現在の鳥居は、慶安2年(1649年)5月に補陀落院叟遍(ふだらいんそうへん)が私財を投じて、高さ1丈7尺(約5.6m)広さ2間(約4.7m)の花崗岩製とした。
町石道
ここを下って行くと九度山の慈尊院にたどり着けます。
帰りのチビはすこぶる元気で、一度だけの抱っこで
帰って来ました。この後「丹生都比賣神社(にうつひめじんじゃ)」によるつもりだったけど、時間が遅くなってしまったので止めました。
ちなみに昨日の一番初めの写真の時間が12時14分で、この最後の写真の時間が14時27分でした。2時間13分の散歩でした。