伊香保温泉石段街
群馬県渋川市伊香保町伊香保にある温泉に「榛名湖」の帰りがけよってみました。
石段の湯
伊香保温泉石段の途中にありました。
脱衣室
コロナの関係で入り口で体温を計られて、入浴料金410円を払い脱衣所に行くと、棚は密にならないように間隔が空けてありました。
浴室
温泉の色は茶褐色をしており源泉かけ流しになっていました。
伊香保温泉石段街
石段の湯の下には
伊香保関所
伊香保口留番所なる物があったのでよってみました。
取り調べ石とお辞儀石
立て札説明文
伊香保関所(伊香保口留番所)
寛永8年(1631年)幕府の命によりこの地に設置された関所を復元したもので
入り口
当時の関所は間口五間、奥行三間の約15坪の藁葺屋根の建物で、周囲に木棚が巡らされ、東西に門扉が設けられていました。
玄関
伊香保温泉から吾妻郡へ向う出口に百姓関を設け、地元から関守を選び、警固に当て樵夫、草かり、農耕作人の外は一切関所手形がなければ通行ができませんでした。
これは伊香保温泉に出入りする湯治客が対象で、江戸からの子宝の湯と喧伝されて婦人客が多かったので「入鉄砲に出女」の詮議がきびしく取締られ尼さん、少女、前髪立ちの若者まで不審の者を捕まえれば、ご褒美まで与える仕組みになっておりました。  (案内板抜粋)
三国街道(中山道の高崎城下から北陸街道の寺泊港までの街道)の裏往還である伊香保街道(佐渡奉行街道の大久保宿から伊香保温泉までの街道)が開削されると幕府の命により設置されされたようです。
この建物は無料で見学ができるのですが、このような無人の史料館に飾られている備品や資料が、盗難に遭わないか気になるのは自分だけでしょうか?また、それが出来る「日本」という国に生まれた事に誇りと感謝していますね。でも、近年になり日本人の考え方も変わって来ています。悪しき事は良い方向に変わっても良いが、日本人の良き文化・風習は変わらないでほしいですね。
ハワイ王国公使別邸
伊香保関所(伊香保口留番所)の下にあり、アメリカ合衆国ハワイ州が独立国だった当時の駐日ハワイ王国弁理公使ロバート・W・アルウィン氏が夏に別荘として使用していた建物の一部で、日本に現存するハワイ王国の数少ない建物のひとつです。