綱敷天満神社
愛媛県今治市桜井6丁目にある神社に、古い鳥居と狛犬があったので載せてみました。
神社由来
菅原道真公が筑紫へ下向の時風波の難により当地へ流着され、郡司越智息利ら里人と共に道真公の至誠に接し、後に片身の神像を素波神と称して奉祀した。伊予旧記によれば天慶5年9月25日の創建と伝えられている。元弘3年9月25日国主伊予守越智通村より神殿の再建と神田の奉納があり、河野一門の崇敬篤く、天慶5年素波神を綱敷天満宮と改称した。正徳2年神仏分離により荒神社に合祀したが、享保5年6月28日松山藩主松平隠岐守により現在の地に社殿を建立した。  (愛媛県神社庁ホームページ抜粋)
鳥居
寛政二年庚戌三月吉祥日、西暦1790年で今から230年前、11代将軍  徳川家斉
狛犬
享和弍年壬戌二月吉祥日、西暦1802年で今から218年前、11代将軍  徳川家斉
狛犬
狛犬の顔も個性的だよね
鳥居
天保二年辛卯二月吉日、西暦1831年で今から189年前、11代将軍  徳川家斉
狛犬
弘化三年丙午四月吉祥日、西暦で1846年今から174年前、12代将軍  徳川家慶
狛犬
現代の狛犬に近いけど、ちょっと愛嬌があるよね。
鳥居
嘉永五年壬子孟春、西暦1852年で今から168年前、12代将軍  徳川家慶の最後の年
狛犬
昭和三年十一月吉日、西暦1928年でまだ新しい狛犬でした。
狛犬
昭和の初期も機械彫りで無いので個性がまだあるよね。自分はけっこう神社回りをして狛犬の写真を撮ってみましたが、近代の狛犬はみんな同じような形なので、写真を撮るのを止めてしまいました。
常夜灯
嘉永三年庚戌六月吉祥日、西暦1850年で今から170年前、12代将軍  徳川家慶
鳥居
この鳥居も古いと思いますが、年月日を記録に残して来るのを忘れてしまいました。
狛犬
天保十年己亥正月吉祥日、西暦1839年で今から181年前、11代将軍  徳川家斉
狛犬
160年~200年もの長い間立ち続けて来た鳥居や狛犬達に敬意を払いましょう。また、神社や氏子達が大事に扱って来た賜物と思います。
以上この神社には四方に鳥居がありました。