気分を変えて一緒に旅行でもしようと思った


というより、網戸をしめて真っ暗な部屋で1人縮こまって穴蔵のような生活をしているから、陽のあたる場所に引っ張り出そうと


というより、旅行に行くからそれまでちょっと頑張んなきゃと思えるかなぁと


私も気分転換、一石二鳥!いや三鳥??



んなわけなくて。



まず準備


もう何もいらないから、着替えと下着、老眼鏡、歯ブラシくらい


あとは貸せるからね


着替は一緒に選ぶ


絶対必要なものは紙に書くね、ここに書いてあるもの以外は持ってきてもいいし持ってこなくてもどっちでもいいよ



毎日聞かれる


「暑いか、寒いか」


現地の温度、伝える


あとは自分の経験も伝える


それでも毎日暑いか、寒いか


暑かったら脱げばいいし、寒かったら着ればいいよね


で、着替えを一緒に選んだよね?


「重いから減らした。あんた貸してよ。」


いいけどさ


一緒に選んだあの時間は何だったのか…


貸すよ、いいよと話は済んでも、次の日はまた同じことの繰り返し




「◯◯は持っていったほうがいいか」


いやだから、書いてあるもの以外は必要ないよ


でも持っていきたいなら持っていったら?


「イヤよ!荷物増えるじゃない!!」


だから、いらないっていってんじゃん


何で答えは自分で出てるのに聞くのよ…


それでもって私が悪いみたいにキレるのよ…



こんなのが毎日。



「ついには旅行先で死んでも延命治療はしなくていいから」と


何の話?


もう辛いならやめてもいいよ、旅行


「当日やめてもいいのか」


いいよ


私は行くけどね(毒娘ですから)



楽しみにしてるとは程遠いくらいの心配事に巻き込まれ


元々の拘りが強すぎるがゆえの心配ばかり


何とかなるのにさ


そして心配しても何ともならないのにさ



半ばうんざり


早かったのかなと後悔することしきり…



さてさて、無事に行けたのでしょうか