REACHプロジェクトのアツシです。

前回客層について書きましたが、今回は大崎での買い物事情についてです。

 

 

手作り市は、開催する土地によって客層や売れるものが違って当然です。

開催地の周辺事情がどんな場所なのかリサーチする事も重要です。

 

大崎は再開発によってビルは増えましたが、大半がオフィスビルで商業施設は殆どありません。

飲食店やお酒を楽しむ店は多々あれど、娯楽や買い物を楽しむ店があまり無いんですね。

僕が覚えている範囲ではパタゴニアとサンリオ以外は、スーパーや本屋、100均等生活に必要な店しかありません。

戸越銀座商店街まで徒歩15~20程で行く事は可能ですが・・・

 

という状況を踏まえて、僕が出店状況等拝見している範囲ではありますが、REACHでよく売れているのは服かと思います。

特に年配の方向けの服ですね。

何故かはここまで読めば分かると思いますので割愛します。

それと、デザインにちょっと個性のある服や鞄が売れる傾向にあります。

どんなデザインかは作家さんの個性なので書けませんが、お客様からも運営まで好評の声を頂いてます。

 

勿論アクセサリーも人気ですが、アクセサリー作家は多いので競争が激しいジャンルです。

作風や個性、見せ方を練らないと厳しいかと思います。

 

オフィス街なので、ビジネスに使える小物や雑貨はかなり需要があります。

 

ジャンル問わず売れてると思う作家さんの作品は、いずれもクオリティが非常に高く個性的です。

大手企業に勤めてる方々が多い場所なので、そこはとても重要なポイントかと思います。

 

 

参考程度の話ではありますが、

以前、僕の本業の仕事で大崎のオフィスビル内の企業で、社員向けの特設市に参加させて頂いた事があります。

大崎と秋葉原で出店させてもらったのですが、大崎ではかなり売れたんですね。

ところが秋葉原では残念ながらあまり売れ行きが良くなかったんです。

この差こそ大崎の特徴なのかと思いますが、秋葉原は周辺に多数の買い物出来るお店があります。

買い物事情には困らない立地ですね。

大崎にはウィンドウショッピング出来るようなお店は殆どありません。

この差が売れ行きの差になったのではと分析しています。

そういう意味では大崎の購買意欲は高い場所と思います。

少なくとも買い物における商売敵が少ない土俵ではあると言えます。

 

 

僕の私見ではありますが、大崎ではこの様な特色があります。

このような状況も加味しながらの作品制作やマッチングを考察するのも大切かと思います。

 

 

REACHプロジェクト公式HP
http://reach.osakinishi.tokyo/